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『アリスギア』×『STEINS;GATE』コラボに詰め込まれた情熱―“言われないと気づかない”細やかなこだわりは、まさしく“原作愛”だ!

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『アリスギア』×『STEINS;GATE』コラボに詰め込まれた情熱―“言われないと気づかない”細やかなこだわりは、まさしく“原作愛”だ!

現在スマートフォンおよびDMM GAMES向けに配信されている、武装カスタマイズアクション『アリス・ギア・アイギス(以下、アリスギア)』。これまで様々な作品とコラボしてきた本作が、この度『STEINS;GATE』とコラボ!プレイアブルキャラクターとして、牧瀬紅莉栖・阿万音鈴羽が3Dモデルとなって登場し、非プレイアブルながら椎名まゆりも3Dで登場。さらに、『STEINS;GATE』と『アリスギア』の世界が混じり合うコラボシナリオが展開されます。

そんな豪華仕様で展開されるコラボイベント。ここに『アリスギア』が「こだわり」を詰め込まないはずがない!ということで、今回は『アリスギア』の開発を手掛ける株式会社ピラミッドの開発チームへインタビューを実施。ビジュアルの取仕切りや世界観の監修を行うアートディレクター氏、3Dチームの取りまとめをしている玉木氏、そしてキャラモデル制作班リーダー氏、モーション制作班リーダー氏の4名にお話を伺いました。

今回のコラボの経緯から、「言われないと気づかない!」というかなり細かいこだわりの部分まで、様々なお話を聞くことができましたので、ぜひインタビューをお楽しみください。




――今回のコラボに至った経緯はどのようなものだったのでしょうか。

アートD:昨年、MAGES.さんとグループ会社(※)になりまして。『アリスギア』開発ディレクターの柏木と、お互いなにか楽しいことをやってみましょうかというお話になり、今回『STEINS;GATE』と『アリスギア』のコラボをやることになりました。グループ会社のシナジーですね。
(※編集注:MAGES.もピラミッドもコロプラの子会社)

――『アリスギア』にしてはストレートなコラボですよね(笑)。いつもすごいところに行くので。

アートD:(笑)。ファン層としては近いのかなと思います。

――ではさっそく、今回のコラボに関するお話を聞ければと思います。『アリスギア』といえばキャラの3Dモデルが抜群に可愛いというのがありますが、紅莉栖・鈴羽・まゆりもかなりいい感じに3D化されました。

キャラ班リーダー:そうですね。『STEINS;GATE』と『アリスギア』はキャラクターデザインのテイストが全然違うので、らしさを残しつつ、『アリスギア』の世界に馴染ませるモデルを作るのは大変でした。

例えば、『アリスギア』のキャラは瞳がキラキラした印象をつけているのですが、『STEINS;GATE』のキャラに関しては、瞳のハイライトを一部消して『STEINS;GATE』らしい少し落ち着いたキャラクターデザインのイメージに近づけています。

――島田フミカネさんのテイストも入って、より可愛らしい印象になってますね。それにしても、『STEINS;GATE』のキャラが3Dモデルになるのってすごく珍しいことだと思います。

アートD:デフォルメ等はあっても、3Dは珍しいと思います。初期にキャラ班リーダーと相談していたのですが、『STEINS;GATE』でも、作品や媒体によってテイストが違うんですよね。フィギュアとかでもやはりそれぞれ違うので、ではどこに寄せようかと。結構迷って基本は原作―無印の『STEINS;GATE』に寄せつつ、顔などは続編やアニメのニュアンスも若干ひろうようなバランスでまとめ、島田さんにも監修いただきました。

玉木:MAGES.さんもそのあたりのバランスは気にされていて、紅莉栖の襟元のボタン周りのデザインや、ベルトのバックルの星マークの有無など、かなり細かいところまで監修いただいています。

――今回もかなりこだわりのモデルづくりがされていそうですね。特に調整が困難だった部分などはありますか?

キャラ班リーダー:紅莉栖は過去一番髪が長い子なので、衣装コリジョン(※)をユニークで設定しています。特に、★4衣装には仕込んであるコリジョンの数が多く、髪が長いことと胸の前にたれている髪のめり込みをなるべく回避できるように髪の揺れ、コリジョンの大きさなど細かく調整を行いました。
(※編集注:コリジョンとはいわゆる「当たり判定」のこと)

また、わかりにくい部分かと思われますが★4衣装のネクタイには骨を仕込んでいるので、動くと少し揺れるようになっています。

本当は紅莉栖に白衣を着せたかったのですが、裾がひらひらしていて脚を上げた際などあたってしまったりと問題になる部分が多く、仕様を崩さずに実装するのがキツそうだったので断念しました……。

鈴羽も顔周りの髪の毛は細かく調整を入れています。毛先が顔に密集しているので、本当に少しの変更で印象が変わってしまいますし、正面からは問題なくても横から見たときにイメージが違って見えてしまうこともあって。良い落とし所を探っていくのが大変でした。

そして、紅莉栖や鈴羽以上に大変だったのが、まゆりの髪の毛でした。毛先が広がった髪型なのですが、単純に広げたモデルにしてしまうとボサボサの印象になってしまう上、『アリスギア』のキャラデザは『STEINS;GATE』よりも頭身が低いので頭が大きい印象になりがちでした。

原作の細身な印象を大事にしたかったので、上半身はベースのモデルになるべくシルエットが近くなるよう衣装のモデリングを行い、細身な印象に仕上げています。このあたりは何度も形状を整え直し、現在のモデルに仕上がっていますね。

ちなみに、まゆりに至っては、衣装がウエストから拡がっていくデザインになっているということもあり、実はおへそのあたりまでモデルを作り込んでいます。下から見ると、ちゃんとズボンの履き口まで再現されていたりします。ゲーム中では全く見えないところなんですけど、まゆりもきちんとプレイアブルキャラと同じレベルで作り込んでいます。

玉木:あとはまゆりの懐中時計もきちんとモデルまで作られてますよね。シナリオだとちょっとしか見えませんが、蓋のディティールまで作ってあります。

――その苦労の末に今のモデルがあるんですね。『STEINS;GATE』のキャラを全身見回すことってそうないことですが、どこから見てもイメージが崩れていないのはさすが『アリスギア』という感じです。鈴羽といえば、スカウトで★4を引いたときの演出がかなり凝っていて驚きました。

アートD:自転車漕いでる鈴羽ですね(笑)。「これやりたい」という話をしたら、モーション班もモデル班も、カメラを付けるUIデザイナーも、みんな揃って「何言ってんだコイツ……」みたいな感じになってましたね(笑)。

玉木:あれすごい大変だったんですよね。初めてですよ、『アリスギア』で自転車漕いでるモーションって。

アートD:初めてですね。あの演出、実は某舞台よろしくハンドルだけ持たせて、漕いでもらってます。ポリゴン数やテクスチャの制限もあるので、さすがに自転車をまるまる作ることはできなかったので。

玉木:最初はハンドルもなしで胸元から上だけを映すカメラワークにしようと思っていたんですよね。でも、一部ならモデルも作れるだろうと。それにしてもサドルまで作ることになるとは思いませんでした。結構ギリギリのところでサドルは追加になりましたね。

アートD:自転車を滑らせるとなったらどうしても腰が見えて……サドルが必要に(笑)。

モーション班リーダー:ちなみに、あのシーンは髪の毛を制御をすべて手作業で行っています。物理演算にまかせてしまうと、走っている感が全然でなかったので。

――あの演出って、引いた時以外にどこかで見られるんでしたっけ?

アートD:一応、エピソードの中で走っているシーンはありますが、全部見られるのは引いたときだけですね。

玉木:あの一瞬にすべてを賭けてるんです(笑)。

――ぜひ引いてもらいたいですね……!スカウトトップ画面でも『アリスギア』初の演出が使われているとか。

アートD:階段を使ったモーションですね。なぜか階段を降りる・上るモーション自体は昔からありましたが、実際に使われるのは今回が初めてです。

玉木:ちなみに、鈴羽は上から、紅莉栖は下から歩いてきます。『STEINS;GATE』を遊んだ事がある人ならわかって頂ける小ネタかと思います。

――話は変わりますが、今回はキャラ以外にもメイクイーンニャンニャンのメイド服が出ていますね。

キャラ班リーダー:メイド服は、MAGES.さんの監修が熱かったです。背中のリボンの長さやエプロンの布がどのあたりまでまわっているのかなど、こだわりがすごかったのでうまく汲み取りたいと思いモデルを仕上げています。

特にスカート部分は、スカート+エプロンという重なった構造になっているので、裾やエプロンのフリルがめり込まないようにウェイトをつけるのは大変でした。

ちなみに、紅莉栖、鈴羽、『アリスギア』のキャラ9名分、実はインナーをユニークで作成しています。

――熱い監修が入るというのは『STEINS;GATE』側でも作品の世界を大切にしているのが伝わってきますね。

アートD:ログボ用にメイニャンコスチュームのデフォルメイラストも用意したのですが、そちらにも細かい修正が入るくらいでしたね。

――意外と『アリスギア』ってこういういわゆるアキバ系のメイド服がなかったので、すごく新鮮です。アクセ関係も含めて、コラボストーリー進めれば全員分手に入るのも嬉しかったです。卓上うーぱも可愛いですよね。

玉木:うーぱも最初はピアスにするか、頭に乗せるか等考えたのですが、『STEINS;GATE』から入ってきた方がうーぱを手に入れたときに、果たして紅莉栖の頭に載せたいかどうかを考えると、ちょっと違うかもなということで、あの形になっています。

置き方が何種類かありまして、キャラの性格によって変わっています。几帳面な子は一列に並べていたり、うーぱが話し合っているように飾っていたり、はたまた組体操をしていたりといった感じですね。

アートD:置き方も結構迷っていて、キャラがうーぱを並べて遊んでいるとなると、うーぱはキャラの方を向いているのが自然なんですけど、それだとうーぱの顔が見えなくなってしまうんですよね。かといって、カメラに向けて置くといかにも「カメラに見せてます」感が出てしまうと。このあたりはデザイナーとプランナーで細かく調整していました。

あと、小さいけど丸いから意外とポリゴン数が多いんですよね。

玉木:そうですね。最初は一個だけにする予定だったんですけど、実際おいてみたらすごく小さくて、これ3つくらい置くしかないよねと(笑)。出来上がったモデルにさらに調整を掛けて、3つ置けるようにしてもらいました。

――これは『STEINS;GATE』と『アリスギア』のキャラ全員分用意されているんですよね。

玉木:はい。ちなみに、最初は全員置き方をそれぞれ用意するつもりでした。

アートD:モデル班から流石にそれは「正気の沙汰ではない」と言われてましたね。

玉木:50種類以上の差分を用意する必要がありますからね。流石に勘弁してくれと(笑)。

――それは流石にですね(笑)。色の組み合わせはキャラによって違うんですね。

玉木:そうですね。イベントの主要キャラにはメタルうーぱが入っていたりします。

アートD:カラーは、ノーマルとメタルに、『アリスギア』の属性風の色などを入れて計10色用意しています。

――色と置き方でかなり組み合わせが出ますね。他にアクセと言うと、今回メガネはあるんですか……?

玉木:あります。紅莉栖の絆エピソードの報酬でもらえますね。

アートD:絆アクセの選定も悩みましたね。

玉木:『STEINS;GATE』のキャラは身につけるタイプのアクセ、特に「たまに付ける馴染みのもの」が少ないんですよね。『アリスギア』オリジナルの物にしようかという話や、うーぱを元にしたアクセはどうかという話もありましたが、可能な限り『STEINS;GATE』の世界にあるものを用意したいなと。

それで、紅莉栖は画集のイラストを元にした「メガネ」を選んでいます。メガネは作り慣れているので、作ること自体は簡単だったんですが、フィッティング作業はやはり少し苦労しましたね。

最初はフレームのバランスを画集合わせでモデリングしていたんですけど、『アリスギア』っぽく調整された紅莉栖の顔に付けてみたところ印象が違ってしまったので、画集の印象に近くなるように試行錯誤を行っています。レンズの反射はブルーライトカット版(※)になっています。
(※編集注:『アリスギア』のメガネには、ブルーライトカットのあり・なしが設定されており、レンズの反射でもそれが反映されている)

――メガネに定評のある『アリスギア』だけあって、バッチリだと思います。鈴羽はバンダナですね。

玉木:最初は、『STEINS;GATE 0』の髪型とかも候補にあったんですが、迷っていた時にMAGES.さんから「バンダナにしたらどうか」とご提案いただき決定しました。

アートD:バンダナって『アリスギア』初の腕アクセですよね。

玉木:そうですね。腕につけるとギアと干渉してしまうので避けていたんですが、鈴羽にはこれだなということで実装しています。ちなみに、バンダナの位置は衣装ごとに微妙に調整しています。

――ありがとうございます。では、ホーム背景のお話なども伺っていければと思います。アルパカマン、映ってますね!

玉木:映ってますね。最初は『アリスギア』世界のアニメを映していたんですが、MAGES.さんに相談してみたところ、アルパカマンもOKがでましたので使っています。割と開発終盤のギリギリのところで実装された感じですね(笑)。昼はアルパカマン、夜はシャノアールという『アリスギア』内のアニメを映しています。

――裏に回って初めて見えるという(笑)。

玉木:そうですね(笑)。まゆりがどこを見ているのか気になっていたので、テレビを置こうかなと。

アートD:そもそも、テレビを置こうという話が出たのがギリギリのところでしたよね。

玉木:どうしても置きたくて(笑)。コラボシナリオでシタラがゲーム大会用に用意したブラウン管テレビなので、シナリオとのシナジーもあるかなと。

ちなみに、ものすごく細かい話をすると、アルパカマンはアニメではないので「入力2」と書いてあって、シャノアールはビデオ再生されてるので「ビデオ2」と書かれています。実はMAGES.さんからは「ビデオ」でお願いしますと言われていたんですが、意図を説明してOKをもらっていたりします(笑)。

――細かい……。ピザやからあげから湯気が出ているあたりも。

玉木:からあげは「ジューシーからあげNo.1」になっています。夜はレンジにからあげが入っていますが、こちらはタップすると温めてくれるようになっていました。

アートD:レンジで温めているときの音はZUNTATAさん(※)にお願いしています。「ブーン」という駆動音と温め完了の音ですね。最初温め完了の効果音が、昔のレンジの「チン」で上がってきて、このレンジは「ピピピッ」の方でお願いします、みたいなやりとりもありました(笑)。
(※編集注:タイトーのサウンドチーム。『アリスギア』のサウンドを手掛ける)

玉木:それと、バナナも置いてありますね。最初は8本くらいの房だったんですが、運営ディレクターから「シュタゲでバナナなら4本でしょ」というツッコミが入り、4本になってます。

アートD:夜になったら1本ゲルバナに、という話もありましたが、コラボシナリオの重要アイテムでもあったのでナシになりました。

――ラジ館内部の背景もまたすごいですよね。ポスターやカプセルトイが……。

玉木:ポスターは全て『アリスギア』で過去登場した同人誌やアニメ作品のものになっていますね。うーぱガチャ以外のカプセルトイも、今回2D班にお願いしたオリジナルのものになっています。

――「ギアコレクション」とか「あちらのお客様からです。」など、普通にほしいですよね。

玉木:ちなみに右側の筐体には「山の幸」と「ラーメン」のカプセルトイもありますね。

――今回は撮影ルームも用意されています。

玉木:期間限定ですが、ありますね。撮影ルーム自体がベータ版ということもあり、予定にはなかったのですが、非常に(撮影ルームの)評判が良くて、せっかくだったらコラボもやりましょうと。撮影ルーム用の背景ではなかったので、少し調整してなんとか実装しています。

モーション班リーダー:雷ネットソーセージのフレームとかめちゃくちゃいいですよね。

玉木:これをフレームと呼んでいいのかは疑問ですけどね(笑)。

――これも今だけなんですね。ではコラボギアのお話をしていければと思います。今回は海老川兼武さんのデザインですね。

アートD:発注前に運営Dとも結構話をしましたね。シナリオとも絡ませたいということで、「アリスギアの世界で作られたもの」という設定で作られています。初稿からかなりかっこいい物を描いていただけて、すんなりデザインは決まっていったと思います。

紅莉栖があまり戦闘できないキャラなので、本人が動かなくても、手元のリモコンでタケコプカメラー風ギアを操作して攻撃できるようなデザインになっていますね。リモコンもラジコンのプロポ風になっています。

逆に鈴羽は専用ギアというよりかは、『アリスギア』世界にあったライフル等をうまく使いこなしているという設定になっています。そのため、ギアのメーカーも「未来ガジェット研究所」ではなく『アリスギア』世界のメーカー製になっています。鈴羽の設定も海老川さんがきれいに汲んでくださって、こちらもすんなり決まりました。

――かなりかっこいいですよね。

モーション班リーダー:リザルト演出も固有になっていたりと、モーションにもこだわっていますが、紅莉栖は戦闘のスペシャリストじゃないので、動きを付けるのが難しかったですね。

例えば、SPスキルの演出で紅莉栖が大型ピジョンを操作していますが、アクトレスとは違い、彼女はギアの操作に慣れていないので、頭に手をやって繊細な操作をしようと試みている表現をしていたりします。SPスキルの演出は凝りすぎて、最初は7秒と尺がかなり長くなってしまっていたり……。演出中に敵が無敵タイムに入ってしまい当たらないこともあり、調整を重ねて今の演出になっています。

鈴羽のSPスキル演出は、彼女の戦士としての顔を前面に出してかっこよさに全振りしています。ただし、フィニッシュ時にグレネードを投擲をするところは、可愛らしさも見せて鈴羽というキャラクターとしてのバランスを取ってる。CVの田村ゆかりさんのSPフィニッシュ用ボイスが大変かわいかったためというのもありますね(笑)。

ちなみに、鈴羽のSPスキル演出では、フィニッシュ時に素晴らしいアングルになりますね。くれぐれもメイクイーン制服を着用して撃ってはいけませんよ(笑)。

アートD:あのアングルは「かっこよさ」を重視したこだわりのアングルなんですよね!

モーション班リーダー:アニメ版で、Mr.ブラウンのところに乗り込む鈴羽のシーンが抜群にかっこよかったので入れています。よって、下心はもちろんありません!

――メイニャン制服で見直そうと思います!3Dのモデル以外にも、今回は2Dイラストまで『STEINS;GATE』に寄せられていました。

アートD:線画までは通常通りですが、塗りの段階で『STEINS;GATE』原作のテイストを入れてますね。キービジュアルも結構手が込んでいて、いつもNPCを描いてもらってる2Dイラストデザイナーが線画を担当して、塗りは食べ物系を描いてるベテランのイベントイラストデザイナーに分業でお願いしています。

――かなり『STEINS;GATE』っぽくなっていますよね。コラボシナリオのタイトルはどう決められたのでしょう。

アートD:シナリオライターチームから候補を募って決められました。30個くらい候補がある中から、魂を感じるものを選んでいます。実はロゴの方にもこだわっていて、『STEINS;GATE』と同じくダイバージェンスの数字―コラボシナリオはσ世界線なのでその数字(17.00122)を隠していたり、「エンタングルメント」の部分には『アリス・ギア・アイギス』のロゴも隠しています。「エンタングルメント」と『アリスギア』が重なっているところだけが観測できていて、そして段々と『アリスギア』のピンクに染まっていくようなイメージですね。

――コラボシナリオも『STEINS;GATE』らしさが出ていて良かったです。あと、オカリンがフルボイスで驚きました。

玉木:『アリスギア』初のフルボイスですね。

アートD:我々も常々フルボイスをやりたいと思っていますが、時間や容量の問題でできていないんですよね。でも、今回のシナリオではせめてオカリンはフルボイスにということで。最初は印象的なセリフと締めの会話だけだったのですが、いつの間にかフルボイスになっていましたね(笑)。

――オカリンが喋っていると、「あ、シュタゲだ……」と感じます。

玉木:『STEINS;GATE』は主人公がはっきりしている作品なんですけど、『アリスギア』だとどうしても目立つのは女の子になってしまうんですよね。でも、『STEINS;GATE』とのコラボをファンの方にしっかり納得してもらえるようにと考えると、やっぱりフルボイスなんですよね。

アートD:そのためにUIも『STEINS;GATE』風に変えていたり、『STEINS;GATE』初見の方にもその魅力が伝わるように、『アリスギア』側の登場キャラも絞ってシナリオを回しています。ちなみに立ち絵は、MAGES.さんから本物をお借りして組み込んでいます。

――ティザーサイトやシナリオ中で見られる「@ちゃんねる」風掲示板も見応えありました。

玉木:夜な夜な集まってあの「@ちゃんねる」っぽいやり取りを考えていましたよね。

モーション班リーダー:完全に「インターネット老人会」でしたね(笑)。

アートD:一個ネタが出るたびに「これは2010年にあったのか」を調べたり、モチーフになった某掲示板と「@ちゃんねる」だと少しルールが違うところもあって、削った場所もあったりとなかなか大変でしたね。

あと、実はティザーサイトの方にコラボシナリオへつながるやり取りを入れてたりしたんですけど、公開直前に「これはネタバレでは?」と気付いて全部直しています(笑)。投稿日時とかも全部きっちりと作っていたんですが……。

――今回もかなりこだわりが詰め込まれていて、思わず『STEINS;GATE』をやりたくなるような、納得のコラボでした。では最後に締めの一言をいただければと思います。

アートD:今回、紅莉栖とオカリンのやりとりはやはり楽しいんですけど、あのオカリンへ向けた紅莉栖の姿勢を隊長として味わいたい方は、ぜひホーム画面に紅莉栖を配置して、「ちょっと変わったところ」をタップしていただけると、紅莉栖のちょっと強めな言葉を受けることができますので、興味ある方はぜひ試してみてください。

玉木:キャラも背景も『STEINS;GATE』らしさを色々なところで表現しているので、『STEINS;GATE』に触れたことがある方は懐かしさや当時の気持ちを思い出していただけるかと思います。逆に『STEINS;GATE』初見の方は、今回のコラボで楽しさを感じていただけたのなら『STEINS;GATE』に触れてみてもらえると嬉しいです。

キャラ班リーダー:キャラモデルを本当にこだわって作っているので、じっくり見ていただきたいです。本当に細かいところまで作り込んでいます。それと、キャラごとに表情の付け方なども細かく変えているので、見てもらえればと思います。

モーション班リーダー:このコラボにあわせて、新しい試みをいくつかやっているので、ぜひ楽しんでいただきたいです。★3の鈴羽でも素晴らしいアングルは見られますので、よろしくお願いいたします!

――お話しいただきありがとうございました!

並々ならぬ情熱が注がれた今回の『アリスギア』×『STEINS;GATE』コラボ。とにかく『STEINS;GATE』への愛情とこだわりが詰め込まれた本コラボイベントは、2021年12月27日まで行われているので、『STEINS;GATE』のファンも、そうでない方もぜひ触れてみてください。

また、すでにプレイされているという隊長も、インタビューで語られた細かい仕様を意識しながら、コラボイベントやコラボキャラをじっくりと見直してみてはいかがでしょうか。

『STEINS;GATE』コラボイベント“共鳴時空のエンタングルメント”

開催期間
2021年11月25日(木)15:00 ~ 12月27日(月)14:59 予定

『アリスギア』と『STEINS;GATE』のコラボイベントが開催中!
イベントで手に入る「100コイン」を集めると、『STEINS;GATE』作中に登場するメイド喫茶「メイクイーン+ニャン2」のユニフォームといった特別なコラボコスチュームなどのアイテムが獲得できる「うーぱガチャ」を引くことができます。

【アリス・ギア・アイギス】
メーカー: コロプラ
対応端末: Android
ジャンル: STG
配信日: 2018年1月22日
価格: 基本無料/アイテム課金
■Android『アリス・ギア・アイギス』のダウンロードはこちら

アリス・ギア・アイギス
メーカー: コロプラ
対応端末: iOS
ジャンル: STG
配信日: 2018年1月22日
価格: 基本無料/アイテム課金
■iOS『アリス・ギア・アイギス』のダウンロードはこちら

【PC動作環境】
OS:Windows10(64bit)
メモリ:4GB以上
グラフィックス:Intel(R) HD Graphics 5500以上、ディスプレイ解像度1280×720以上

(C)Pyramid,Inc. / COLOPL,Inc.
(C)MAGES./Nitroplus

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