サーフィンの原点に立ち返る・・・。フリーサーファー石川拳大(いしかわ・けんた)とカメラマン八神鷹也(やがみ・たかや)が制作した『OCEANTREE ~ The Jorney of Essence ~』の第2弾を特別上映! 場所は藤沢市の湘南T-SITE 2号館2階シェアラウンジ。映画公開を記念し当日は、2人のトークショーが開催される。映画内でBGMを担当するミュージシャンのミニライブも行われる予定だ。
OCEANTREE 第2弾 予告編
OCEANTREE projectについて
2017年にフリーサーファーの石川拳大とシネマトグラファーの八神鷹也が大学の卒業制作として、「自然と共に生きること」をテーマに掲げたプロジェクト。もともとは「サーフィンをもっと深く理解したい」という想いから、サーフボードの原点である「アライア」と共に学生2人が旅に出たことがきっかけだ。

自らの手で作り出したアライアで波に乗ると、目の前にあるモノ・人・自然など全てが『当たり前』の存在ではないと気づく。サーフィン原点回帰の旅はいつしか、若者2人がこれからの人生を本気で考えるための「本質探しの旅」へと変わっていった。
新しいモノがすぐに手に入るこの時代に、全ての人が全ての存在に改めて感謝の気持ちを持てたら、そこにはきっと『皆が幸せ』と感じる世界があるのではないか。こんな大きな想いがサーフィンを通じて、映画として共有される。
OCEANTREE episode2 あらすじ
サーフィンの原点である「アライア(木製サーフボード)」を題材にサステナブルな暮らしを発信するドキュメンタリー映画『OCEANTREE ~ The Jorney of Essence ~』。

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第1弾から4年ぶりの発表となる本作では、堤淺吉漆店4代目となる堤 卓也(つつみ・たくや)さんと共に「漆アライア(木製サーフボード)」を制作する。
今から1200年以上も前に平安京を築くために繁栄した京都市・京北地域の山で採れた杉の木で、サーフボードが制作されるのは史上初のこと。
「山・里・川・海」の大きな循環とつながりを表す1本の遊び道具で、最後には京都の北部に位置する日本海の波を滑りおりる。日本人が大切にしてきた『地産地消の文化とサステナブルな暮らし』を、サーフィンを通じて全世界に向けて発信する。
アライアとは
古代ハワイではアライアといった一枚板の木製サーフボードでサーフィンが楽しまれていた。サーフィンの歴史には様々な説があるが、「波に乗る」原点としては漁業を終えた漁師が帰りに丸木舟(カヌー)で波に乗ったことが、「遊び」としてアライアに発展したのではないかと考えられている。現在でもハワイを中心に、アウトリガーカヌーサーフィンが文化として根付いている。

OCEANTREEがアライアを題材にする意味としては、一枚板の木製サーフボードがとてもシンプルだから。新しいモノがすぐに手に入るこの時代に、「シンプルな物にある奥深さと喜び」を表現したいという想いがOCEANTREEの作品には込められている。
イベント詳細

日程:2021年12月18日 (土)
時間:19:00 (18:45開場) ~20:30
場所:湘南T-SITE2号館2階 SHARE LOUNGE
定員:60名
ゲスト:石川拳大、八神鷹也、MIO、Reon
主催: 湘南 蔦屋書店 / OCEANTREE PROJECT