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リオの金メダルゼロから13個に!東京パラ日本代表、飛躍の理由

パラサポWEB

車いすテニス国枝慎吾の復活劇、水泳木村敬一の涙の表彰台、そして車いすバスケットボール男子の快進撃……2021年8月24日から開催された東京2020パラリンピックの13日間を振り返るとき、脳裏に浮かぶのは“強い日本代表選手”の姿だ。

日本代表が手にしたメダルは、金13、銀15、銅23の計51個。2004年のアテネ大会に次ぐ、過去2番目の総メダル数となった。ここでは、今大会における日本代表の特徴や東京大会に向けた取り組みを振り返りたい。

パラリンピック日本代表選手団の金メダル順位の推移(シドニー2000大会~東京2020大会)

※本記事は、11月12日にパラリンピック研究会が開催したオンライン版ワークショップ「東京2020パラリンピック競技大会日本選手団報告会」より構成しました。

若手と女性が増加! 多様性に満ちた日本代表選手団

14歳で最年少メダリストとなった水泳の山田美幸 photo by Takashi Okui

東京2020パラリンピック閉幕翌日の記者会見。河合純一団長は、日本代表選手団の躍進を「多様性と調和を象徴する日本代表が全力で取り組んだ成果」と総括した。

好成績を収めた総勢254名のチームは、どんな構成だったか。

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まず、選手団の年齢分布を見ると、過去大会と比べて若手、20代の選手が増加傾向だ。大会1年延期にも関わらず、平均年齢が若返ったことが見て取れる。初出場の選手も63%いた。

日本代表選手団の過去3大会における年齢分布

男女別に見てみると、日本代表選手団の女性比率は、過去最大となる41.7%だった。東京大会が用意したアスリートスロット(出場枠)における女性の割合は40.5%であり、ほぼ一致していることがわかる。

東京2020パラリンピック日本代表選手団の性別割合

「パラリンピックに出場できる肢体不自由、視覚障がい、知的障がいというすべての障がい種の選手が参加した。さらに、22競技にフルエントリーしたのは162の国と地域で日本だけ。最も多くの選手を送り出したのも日本であり、自国開催ならではの大きな力になった」(河合団長)

では、東京大会に向けてどのような取り組みが行われていたのか。

副団長を務めた櫻井誠一氏は、こう振り返る。

「東京大会で日本が金メダル13個の躍進を遂げた背景には、リオ大会で金メダルゼロだった反省があった。当時、水泳のサブプールや陸上のサブトラックを見学したが、メディシンボールをバンバンぶつけてオリンピックと同レベルのトレーニングしている強豪国の姿を見て衝撃を受けた。選手の基礎的な体づくりを徹底することは、東京大会に向けて大きな課題だった」

自転車二冠の杉浦佳子は日本選手のパラリンピックでの最年長金メダリスト photo by Jun Tsukida
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