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中日・又吉克樹のFA宣言で“日本ハム解雇選手”が復活のワケ

アサ芸Biz

 補強はしたいが、カネは出せない? 国内フリーエージェント市場も変わりつつあるようだ。

 中日のセットアッパー・又吉克樹が国内フリーエージェント権を行使すると表明した。今季は66試合に登板。通算でも400試合を投げ、イニング跨ぎも無難にこなすタフネス右腕に対し、ソフトバンク、阪神などが強い関心を示している。

「リリーフタイプのピッチャーは何人いても困りません。それも、実績十分の又吉が獲れるとなれば」(スポーツ紙記者)

 しかし、FA選手を獲得すれば、それなりの補強費が消えていく。又吉は推定年俸4200万円。金銭、人的の両補償が発生するBランクとみられるが、近年、プロ野球界ではFA選手獲得後の人的補償について、

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「権利行使した選手を失うのも痛手だが、その移籍後、人的補償で球団を去ることになる選手の立場もある。喪失する側の球団がプロテクト名簿を逆手に相手側の球団を揺さぶっています」(同)

 と、心理戦に発展する傾向も指摘されている。FAは選手の権利ではあるが、制度の見直しも必要なのかもしれない。

「又吉が中日以外の球団と契約したら、クローズアップされそうなのが、ノンテンダーとなった前日本ハムのセットアッパー・秋吉亮です」(球界関係者)

 日本ハムがFA権を持つ秋吉、西川遥輝、大田泰示と「来季の契約を結ばないことになった」と発表したのは、11月16日だった。3選手は「自由契約」となり、事実上のクビだ。年俸に見合うだけの活躍をおさめていないと判断されたわけだが、彼らに対し、「まだできる。戦力になる」の評価も聞かれた。

「FA選手を獲得する場合、昇給を提示しなければなりません。ノンテンダーなら獲得を狙う球団側にしても、旧移籍チームへの金銭・人的補償が発生しないので、交渉しやすくなります」(同)

 日本ハムはコスト削減や若手選手の出場機会を増やそうとしている。この「ノンテンダー」が伝えられたときは賛否両論だったが、選手の移籍が盛んなメジャーリーグでは、通達された選手が普通に受け入れているという。今後、日本球界でも定着する可能性は高い。

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