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アーセナル、屈辱的敗戦はなぜ起こった? 冨安健洋らの責任は…絶不調エバートンに2失点【分析コラム】

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アーセナル、屈辱的敗戦はなぜ起こった? 冨安健洋らの責任は…絶不調エバートンに2失点【分析コラム】

 前半終了間際にウーデゴールが一瞬の隙を突いて先制点を奪ったが、後半もアーセナルの停滞感は拭えず。今度は同点に追いつこうとより前への意識を強めてきたエバートンのハイインテンシティーに手を焼いていた。

 ラファエル・ベニテス監督は後半途中よりアンドロス・タウンゼントを下げてアンドレ・ゴメスを投入し、4-3-3へと変更。アンカーのアランでバランスを取りながら、それより前にいる選手には前からのプレッシャーを高いレベルで要求していた。アルテタ監督の修正がなかったアーセナルはその波に飲み込まれ、ついに1点を失っている。

 ただ、アーセナルも80分過ぎからは相手をつり出しながらボールを着実に動かし、チャンスを作っていた。しかし、決定機をしっかりと活かしてきたエバートンとは異なり、アーセナルのFW陣は力不足を露呈。エディ・エンケティアはこの日最大の絶好機を逸し、ピエール=エメリク・オーバメヤンも後半アディショナルタイムにフリーでシュートを外した。

 停滞感の否めない攻撃を長く続けながら、限られた決定機も決めきれない。これでは勝てないのは当たり前だ。

4バックの責任は軽い

 この日のアーセナルは2失点を喫したが、4バックの責任はそこまで大きくないと言える。右サイドバックの冨安健洋はリシャルリソンやデマレイ・グレイと対峙したが簡単に負けず、ベン・ホワイトとガブリエウ・マガリャンイスは不安な部分もあったが最後の局面では身体を張った。キーラン・ティアニーも危うい対応などは少なかった。

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 むしろ責任を感じるべきはグラニト・ジャカ、そしてトーマス・パルティのダブルボランチと言えるだろう。とくに、後者だ。

 トーマスの能力に疑いの余地はないが、ここ最近は明らかにパフォーマンスレベルが低い。この日もボールロストは多く、デュエルの勝率は低く(『Squawka』によると14回中9回敗北)、ポジショニングも悪かったなど、攻守においてサポーターを落胆させた。

 57分の場面では、中央でボールを受けたアランにジャカと共に寄せてしまったことで、ドゥクレがフリーに。そこへパスを出され、内側に絞っていたブカヨ・サカが最後まで懸命についていったのだが止められず、ラストパスを出されてリシャルリソンにゴールネットを揺らされている。結果オフサイドで取り消しになったものの、フィルターとして機能していないことがわかる場面であった。

 アルベール・サンビ・ロコンガとジャカのコンビではディフェンスに不安があるなど、ダブルボランチの人選は確かに難しいが、今のトーマスをスタメンで起用するのはリスクだろう。上記した通り、あまりにもパフォーマンスが悪い。

 そうしたチョイスを含めアルテタ監督には“柔軟性”を期待したいところ。このままでは、その座を追われる可能性も少なくはない。

(文:小澤祐作)

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