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ホンシェルジュ

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こちらは最近映画化で話題となった小説。こちらも上に記載した『危険なビーナス』同様、家族の物語ですが、本を開く前からまったく違った印象、雰囲気を受けます。

愛する娘が不慮の事故で脳死判定を受けてしまう。脳死を突きつけられる家族の話。私は脳死という現実に直面したことはありませんが、生と死に向き合いたくない、向き合いきれない気持ちは、誰もが感じたことのあるものなのではないでしょうか。

私は先日、曾祖母を亡くしました。年齢は優に百をこえており、死因は老衰でした。幸せな人生の終え方だとも思えましたが、曾祖母のまぶたが動いたように見えた瞬間がありました。

私ももう今年20歳ですので、人の身体が死後でも動くことは知っています。ですがそんなことを知っていても、やはり死に向き合うというのは恐ろしく、酷なことです。

そんな中、愛する家族の胸に手を当てて、鼓動が聞こえるのに。死んでなんかいないのに。そんな状況に直面した時、どうしたらいいのか。生きるとは、死ぬとは、なんなのか。

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日本、そして世界に問題提起するかのような壮大なテーマで、家族を題材にしている分、胸が苦しくなりますが、最後まで読み進めることをおすすめします。

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2021年12月7日

提供元: ホンシェルジュ

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