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母親を失い孤児となった赤ちゃんウォンバットの保護物語

カラパイア


 オーストラリアのキャンベラに拠点を置く野生動物救済保護団体は、様々な野生動物を救済・保護して世話をした後、再び自然へ戻す活動を行っている。

 母親を失った孤児のウォンバットの赤ちゃん、シルビーとティナも、救助され保護された。

 母親を必要としている2匹に、献身的に世話をするスタッフメンバーと、スタッフを母親のように慕い懐くウォンバットの赤ちゃんの間には、次第に愛情と絆が育まれたようだ。



Tiny pink blob raised by woman now looks like giant adorable rat

孤児のウォンバットの赤ちゃんが保護される

 去年12月、オーストラリアのキャンベラにある野生動物救済保護団体『ACT Wildlife』に、生まれて間もない小さなウォンバットの赤ちゃん“シルビー”がやってきた。
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 人間のてのひらにすっぽり収まるほど小さなシルビーは、母親を失って孤児となったところを救助・保護された。

 通常、赤ちゃんウォンバットは母親の袋の中で育つ。しかし、シルビーは温度制御された保育器に入れられ、24時間ケアを必要とし、スタッフは1日5回哺乳瓶で栄養を与えた。

 集中ケアが終わると、シルビーはスタッフのシャロンさんのもとに預けられた。
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 しばらくして、同じく孤児となった赤ちゃんウォンバットのティナも保護され、別のスタッフのリンディさんが世話をすることになった。
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シルビーは、仲間のウォンバットを見たことがなく育ってきたので、最初はティナに対して内気な態度を見せていました。

慣れるまでに時間はかかりましたが、やがて互いの存在を受け入れて仲良くするようになりました。(シャロンさん)

すくすく成長した2匹、スタッフと絆を育む

 献身的な保護のもと、2匹はすくすく成長。それぞれ個性を発揮するようになった。

 シルビーもティナも、シャロンさんとリンディさんを母親のように慕ったが、その世話は決して容易ではないと両者は語る。
保護した赤ちゃんウォンバットに対して最も大切なのは、人間が十分なスキンシップを取ってあげることです。

通常、赤ちゃんはママの袋の中で守られ育ちます。できるだけ触れ合ってあげることで、孤児のウォンバットの赤ちゃんは、安心感を与えられて健康的に育っていきます。

でも、毎日何時間も抱っこしたり、撫でたりし続けることは容易ではありません。世話は本当に大変で忍耐力が必要です。
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 特に冬の夜間は、野生のウォンバットの赤ちゃんは母親の袋の中でずっと過ごすという。
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 母親がいないシルビーとティナは、冬になると夜は温かな毛布が敷かれた部屋の中で過ごし、日中少し気温が上がると健康な発育のために、シャロンさんとリンディさんに連れられた庭や外で散歩をするという生活を送った。
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