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荻原博子さん指摘「補助金は焼け石に水…今こそガソリン税減税を」

女性自身

荻原博子さん指摘「補助金は焼け石に水…今こそガソリン税減税を」

 

さらに政府は、石油の備蓄を市場に放出することも決めました。とはいえ、一時的な供給増で、ガソリン価格を安定的に下げることはできないでしょう。

 

そもそもガソリン代には数々の税金がかかっています。1リットル170円のうちガソリン自体は約98円で、ガソリン税や石油税をのせて約155円。そのうえ消費税で170円になるのです。ガソリン税など税金に消費税をかける「二重課税」も問題ですし、価格のほぼ半分が税金とは、何を買っているのやら。

 

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「だったら、税金を下げて」と思いますよね。実は、ガソリン高騰時には課税を一部取りやめる「トリガー条項」があります。平均価格が一定期間160円を超えたとき、ガソリン税の暫定税率分を翌月から廃止し、平均価格が130円を下回ったら、課税に戻す仕組みです。

 

トリガー条項が実施されると1リットル170円のうちガソリン税の暫定税率約25円に消費税を含めた約28円が課税されなくなり、ガソリンは1リットル142円前後になります。これならひと息つけるでしょう。

 

ただトリガー条項は、’11年の東日本大震災後に凍結され、実施には法改正が必要です。政府は「法改正には時間がかかる」として、効果の期待できない補助金政策に踏み切ろうとしているのです。

 

国民の窮状を思うなら、さっさと国会を開き、法整備を急げばいいのです。それをしないのは、ガソリン高騰で国の税収が増えるのに、トリガー条項はそれを吹き飛ばしてしまう。国のふところが第一で、国民の困窮は二の次なのかと、疑念を抱いてしまいます。

 

コロナ禍で疲弊しガソリン高に苦しむ国民の声が、“聞く力”を自負する岸田首相に届くのか。行方を注視したいと思います。

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