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11年共に暮らした飼い主が他界。葬儀の翌日から毎日墓に通う犬

カラパイア


 最愛の飼い主を慕う犬のエピソードはいつもひたむきな愛にあふれ、世を去った飼い主にも変わらぬ愛を捧げる姿もまた私たちの心を震わせる。

 トルコで、飼い主を失った犬は、葬儀の後は毎日墓地に通い、遺体が埋葬された墓の上で横になるのが日課となった。

 フェロと呼ばれるその犬は元野良犬で、オメル・ギュヴェンさんが保護し、以来11年間ずっと一緒だった。10月末にオメルさんが92歳で亡くなった今でも、墓に寄り添うことで一緒の時を過ごそうとしているかのようだ。



Loyal Turkish dog inseparable from late owner

犬を愛し続けた男性、生涯の伴侶となるフェロと出会う

かつて野良犬だったフェロを家族に迎え入れたのが叔父でした。フェロも叔父は深い絆で結ばれていました。見てのとおりその関係は今も変わりません。
 そう語るオメルさんの義理の娘ファトマさんによると、もとから犬好きなオメルさんはお給料のほとんどを地域の犬たちの為に使い、自分の食事よりも犬の餌を優先していたという。
叔父は朝起きたら真っ先に犬に餌をやり、それから自分の朝食をとりました。夜の食事も同様です。とにかく犬を愛し、犬と深い絆を育む人でした。
 そんなオメルさんが生涯の友となるフェロと出会ったのは11年前のこと。

 行き場のない子犬だったフェロをオメルさんは快く迎え入れ、以来両者は深い絆を育んでいたという。

墓からの帰宅を拒否したフェロ。その後墓に毎日通うように

 だが今年の10月29日、92歳で慢性疾患により死去したオメルさんの葬儀を境に、フェロは帰宅を拒み、故人の眠るお墓にとどまりたがるようになった。

 なんとか家に連れ帰ったものの、フェロはそこにオメルさんがいるのを知っているかのように、お墓に行きたがるようになった。

 家族が行くときは当然ついていくが、行かないときは隙を見計らって家を抜け出し、ひとりで墓参りに出かけているという。

 そのため、時々隣人から「フェロが1匹で来てたよ」と教えられることもあるという。

遺体が埋まっているお墓の上に横たわる犬

 オメルさんを守るかのように遺体が埋葬されているお墓の上に横たわるフェロ。その姿は地元の人の涙を誘っている。

私は見てませんが叔父の葬儀の後、フェロが1匹で泣いていたという人もいます。コロナのため参列者は早めに去りましたが、その時ぽつんと居残るフェロの目に涙を見たという人が何人もいました。
 動物にやさしいトルコでは2017年に飼い主の墓守をする犬も話題にのぼった。セザーという名のその犬は小さな体で故人の棺をガードし続け、埋葬後は毎日墓地に通っているという。

 幸いにしてフェロの周りには彼を気遣う家族やご近所がたくさんいる。

 一時は餌も食べずにいたという彼の悲しみは計り知れないが、一足先に旅立ったオメルさんのためにも少しずつ元気になってほしいものだ。

References:hurriyetdailynews / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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