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【第12回】つぶやきシローのつぶやき読書/来年、フネさんに追いつきます

ホンシェルジュ

小説家としてもデビューをしているつぶやきシロー。しかしどうやら、読書に対してはかなりの抵抗があるらしい。彼に「おもしろい本と出会って読書の楽しさを知ってほしい」と考えたホンシェルジュ編集部は、半強制的に何冊かの本を渡しました。さて、つぶやきシローは何を思うのか。包み隠さず感想をつぶやいてもらう連載です。

第12回は、タイトルの問いがグサッと心に突き刺さるコミックを読んでもらいました。

旅には、一冊の本がほしいね

たまに大型電気量販店に行くとテンション上がるね。見まわすと、女性より男性のお客さんの方が多いと思う。やっぱ電化製品って、男の子の血が騒ぐのかね。

ただ、商品が多すぎて自分の欲しいものが何階のフロアにあるのか分んなかったりするよね。お店によっては、エスカレーターですんなり昇っていく構造になってなくて、わざと反対側にエスカレーターを設置していて、一階一階ぐるっと回らないといけない。お店としては、どうぞちょっとでも商品を見てくださいということなんだろうが、その手には乗るか、絶対余計なものは買わないと心に誓うよね。

でも、つい見て、手に取って、あこがれちゃうんだよね。全ての電化製品が自分の家のものより最新だから夢見ちゃうの。

このコーヒーメーカーで毎朝コーヒー飲んだら素晴らしい一日が始まるだろうなとかね。実際買っても最初だけで、「やっぱ朝はみそ汁だよね」なんつって使わなくなるな~。あ、この空気清浄機を買ったら、ほこりっぽい部屋とはおさらばで常に快適なんだろうなとかね。でも買ったとこで、本当に空気をキレイにしてくれてるの?って疑いだすし、フィルター掃除するのめんどくさいし、自分が空気清浄機の前を通っただけで、すごい反応されてイライラしたりするだろうな~。あ、とうとうルンバ買っちゃう?でもルンバが活躍するほど広い部屋に住んでないから、ルンバが運動不足になるだけだしな~。あれ、タコ焼き機安いな、人が来た時手軽にパーティーできるけど、誰も来ないしな~って想像に夢中で、ふと気づく。
あれ? 何を買いに来たんだっけ?

タイトル「ほしいものはなんですか?」

著者益田 ミリ 出版日2010-04-22

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女性目線の漫画だね。4コマ漫画形式で4コマで終わらず何ページか続くって言えばいいのかな?絵はシンプルでうるさくないのがいい。読むのが遅い僕でも1時間で読み終わった。さらっと何も考えずに読めるけど、考えだすとなかなかハードな内容。自分自身の心の健康状態次第では、登場人物の心の闇を重く受け止めてしまうかも。だからといって、また本を開くのが億劫にならない。つまり何回も読み返せる漫画。

小さな女の子の視点から始まるが、どうもこの子のママの悩みがメインかな。旦那の妹もよく登場し、いろんな悩みを抱えている。

専業主婦のママは、みんなからは「幸せだね」って言われるけど、単調な毎日に「何か違う」と感じている。「隣の芝生は~」ってやつかね。みんなないものねだりだったりするよね。

芸能界で売れたいけど、なかなか売れず仕事がなくて暇してる人は、売れている人を「忙しくていいな」って思うけど、売れてる人は売れてない人見て「自分の時間があっていいな」と思ってるもんね。ちょうどいいとこってどこだろうね。

ママは40歳の誕生日にも「いろんな主人公の歳を追い抜いてきたな~」と浮かない顔。わかるよね。ウルトラマンの2万歳は絶対無理だけど、星飛雄馬のオヤジが33歳って!ルパンの銭形警部の29歳もビックリ、僕もいつの間にか追い抜いちゃったな。因みに僕は、来年48歳で磯野フネさんに追いつきます。

あと、旦那さんが「女性は習い事が好きだね」と言うが、確かにそうだなと思った。料理教室に行ったり、英会話習ったり、コンテンポラリーダンスやりだしたり、あんまじっとしてないよね。男性よりも好奇心旺盛だよね。羨ましいよ。

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