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むし、を冷蔵庫にいれて年を越す、のか【山本裕子】

ホンシェルジュ

単刀直入に申し上げると、先月からずっとうちの冷蔵庫に「はちの子」と「ざざ虫」がいるんすよ。どちらも佃煮状態で。いや、流行ってんのは知ってんすよ、昆虫食。なんか体にいい、というのもね。知識としてはね。だがしかし、だが、しかしーーー!

昆虫食。それは、世界を救う、未来のスーパーフード。

近々訪れる世界の人口爆発。その際の、食糧危機を克服するための有効な一手として、昆虫食の将来性が見込まれる、とFAO (国連食糧農業機関)が言うてはるんやから、そりゃ間違いないでしょ。

昆虫は、タンパク質や脂肪、ビタミン、ミネラルなどが豊富で、健康的な食用資源である、とか。

現在、世界では20億人以上が昆虫を日常的に食べており、その種類は1900種以上にのぼる、とか。

日本でも、地方の食文化として現存、とか。

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まあそのへんをふまえて、今回はむしの話です。

わたしが数年前に嫁にきた信州・伊那谷というところは、昔からタンパク源としての昆虫食が盛んな地域みたいで。

いなご、はちの子(クロスズメバチの幼虫やさなぎ)、さなぎ(カイコのさなぎ)、ざざ虫、といったむしの佃煮が、スーパーの一角に日常的に並んでおります。

とはいえさ、じゃあ今でもみんなが毎日むしゃむしゃむし食べてんのかといえばそんなこともなく、まあお酒のアテ、とか、なつかしい故郷の味、的な、珍味としての立ち位置をキープしてるみたいなんですけど。

それでも、近所のおばさんたち(70代前後)は、秋に田んぼでいなご捕ってきて煮付ける、とか、冬に河原でざざ虫捕ってきて煮付ける、とか、まあだいたいすべて煮付けちゃうんだけど、自分ちで佃煮作るというから、やはりまだまだ現役の食文化を担っていると申せましょう。

で、だ。

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