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30年以内に南海トラフ地震が起きる確率70%以上…「津波」に備えて覚えておきたい“津波避難ビル”とは?

TOKYO FM+

手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。11月20日(土)の放送では、東北大学 災害科学国際研究所 所長の今村文彦さんに、「津波への備え」についてお伺いしました。


※写真はイメージです



東日本大震災の津波よりもはるかに被害が大きいと言われている南海トラフ地震は、30年以内に70~80%の確率で起きるとされています。

内閣府によると、南海トラフ地震が発生した場合、高知県・黒潮町で34メートルの津波が襲うほか、静岡県・下田市で33メートルの津波が押し寄せるという予測が出ています。

また、3メートル以上の津波がくると予想されているのは、南海、東南海、東海を中心に伊豆諸島や九州の71市区町村にのぼっています。さらに、関東にも“津波がくる”ことを想定しておかなければなりません。

それでは、過去に大きな津波が関東に押し寄せたことはあるのでしょうか? 今村さんいわく、「実は1923年関東大震災のとき、相模湾、伊豆半島などに大きな津波の被害をもたらしています。沿岸も含むエリアで発生した地震のため、揺れから津波に伝わるまでが早かったのです。また、現在では沿岸部や相模湾には観光施設もあります。利用者も多い地域だと思いますので、いち早く逃げていただく必要があります」と警鐘を鳴らします。

相模トラフで巨大地震が起きると、津波が川を遡上(そじょう)して3メートル以上も浸水すると言われていますが、「津波の第1波って、実はすぐに現れているのですが、実際に陸上に到達し、陸上に影響を与える津波はもう少し時間がかかります。しかし、避難の猶予時間は限られますので、到達時間との関係で(津波)避難ビルや(津波)避難タワーなど(避難できる施設)を利用しましょう。

さらに、時間に猶予がある場合は、少しでも(沿岸部から)離れた高台や避難ビルに行きましょう。あらかじめ確認をしておかないと、いざというときに迷ってしまいますし、間違った行動をとりやすくなります」と今村さん。

津波避難ビルとは、高台などに避難するのが困難な場合に、一時的に緊急で避難する建物のことを指します。高さや耐震性などの条件を満たす建物を自治体と持ち主が協定を結んで、津波避難ビルとして指定しています。

ただし、ビル内のどこに避難しても良いわけではありません。“廊下”“屋上”など、施設ごとに避難場所が決められており、“それ以外の場所に入ってはいけない”などの決まりもあります。

また、入口も建物によって異なります。沿岸地域にお住まいの方は、自治体のWebサイトなどで、近くの津波避難ビルやビルの入口がどこにあるのか、そのなかの避難可能な場所について、事前に確認してみてください。

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聴取期限 2021年11月28日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/

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