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飯田哲也の引退に「もったいない」と八重樫幸雄が思った理由。「あと4~5年は現役を続けれらた」

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「オープン球話」連載第92回 第91回を読む>>

【高校時代からのライバルだった飯田哲也と土橋勝征】

――今回も、野村ヤクルト黄金時代のリードオフマン・飯田哲也さんについて伺います。

八重樫 前回のラストでも話したけど、1986(昭和61)年のドラフト4位が飯田で、同じ年のドラフト2位が土橋(勝征)でした。飯田は千葉県の拓大紅陵高校出身で、土橋は千葉の印旛高校卒業。同じ年齢で、同じ千葉県からの高卒ルーキーだったんですよ。


天性の素質と明るさで黄金期のヤクルトを支えた飯田哲也

――高校時代から拓大紅陵と印旛は激戦を繰り広げていたようですね。高校3年夏の千葉県大会決勝戦で両校は激突。飯田さんの拓大紅陵が甲子園出場を決めています。

八重樫 高校時代からお互いを意識していたかどうかはわからないけど、プロ入り後はお互いのことを意識していたと思いますよ。彼らがヤクルト入りした当時、僕はまだ現役で一軍にいたから、入団直後に彼らが二軍にいた頃のことは詳しくは知らないけど、それでも2人の話題は耳に入っていましたからね。

――この連載の「土橋さん編」では、「今度の新人はとことん練習するらしいぞ」と土橋さんの評判を耳にしていたと聞きました。飯田さんについてはどうだったんですか?

八重樫 飯田に関しては「足がものすごく速くて身体能力に優れた選手だ」という話はチラホラ聞いてはいましたね。高校時代、彼はキャッチャーだったから、「自分と同じポジションの新人だ」と危機感を抱くまでではなかったけど、「どんなキャッチャーなんだろう?」と思っていた気がします。

――さて、八重樫さんは「飯田と土橋は対照的な性格だ」とおっしゃっていました。詳しく教えていただけますか?

八重樫 土橋はコツコツ、コツコツ練習する超努力型。周りが「もういい加減にしろよ」というぐらい練習をするタイプ。早出練習の、さらに早出でバッティングも、守備も上達していったタイプです。一方の飯田は、何から何まで天性でソツなくこなせるタイプ。決して「練習嫌い」とは言わないけど、練習しなくてもできちゃうから、必死になって練習する必要がない。近くに土橋がいるからなおさら、飯田は練習していないように見えちゃうんですよ(笑)。

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