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澁澤龍彦おすすめ作品6選!エッセイから小説まで

ホンシェルジュ

それを言ったらおしまいでは?と思いつつニンマリと笑みを浮かべてしまいます。美しくさっぱりとした文体に、突っ込みどころ満載というギャップが親しみを与えているのです。

フランス文学者でもあった澁澤は、花の欧米名に対する造詣も深く、その語源をしっかりと振り返っています。そして同じく和名についても考察を述べています。旧字体で表された花名の説明は古風ではあるのですが、いまでも新鮮なみずみずしい雰囲気を湛えています。梅の章では、物があざやかに白く光りかがやくさまとして「的皪(てきれき)」という言葉を紹介しています。今では滅多にお目にかからないこの言葉も、本書では花のイメージとともにすっと理解できるのです。

ぜひ一度お手元にとって本書『フローラ逍遥』を眺めてみてください。美しい本の内容にひたりながら、花の理解を深めることができます。

以上、澁澤龍彦のおすすめ6冊でした。自由奔放で、奇抜で、たまらなく魅力的な作品。それらを作り上げたのは、彼の飛び抜けた好奇心の強さだったのではないでしょうか。彼の作品は世間にまかり通った常識や偏見を打ち破り、読者の心を刺激し続けていくでしょう。

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2021年11月25日

提供元:ホンシェルジュ

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