
生きづらい、悩みを解決したい、あの人の気持ちを理解したい……専門的な勉強をしたいわけではないけれど、心理学の本を手に取りたい人は多いのではないでしょうか。この記事では、初心者や高校生でも理解できる、入門におすすめの心理学の本を紹介していきます。
心理学の最初に読む本としておすすめ『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室』
ダイエットをしているのに暴飲暴食をしてしまう、禁煙をしているはずなのにタバコに手がのびてしまう……人はなぜ、同じ過ちをくり返すのでしょうか。
目標は明確なはずなのに、真逆の行動をとってしまうのは、よくある話。本作には、このような意志の弱さを、科学的根拠にもとづいて鍛えるノウハウが記されています。
著者ケニー・マクゴニガル 出版日
スタンフォード大学で心理学の講師を務めるケリー・マクゴニガルの作品。2012年に刊行され、80万部超えのベストセラーとなった『スタンフォードの自分を変える教室』を、イラストと図解をつけてよりわかりやすくまとめました。
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紹介されているのは、「やるべきことをやる力」「自分にとってマイナスなことをやらない力」「自分にとってもっとも重要で長期的な目標を望む力」の3つを得る具体的な方法。
原書に比べ簡略化されていますが、エッセンスが図解を見ることで視覚で理解できるので、初心者の入門におすすめ。誘惑に弱い人にこそ読んでほしい一冊です。
無気力状態の真相とは?心理学の入門書『「やる気が出ない」が一瞬で消える方法』
やらなければならないことがあるのに、どうしてもやる気が出ない。努力や根性などの精神論で頑張ろうとしても、かえって逆効果になってしまう……。
作者は、やる気が出ない原因は自分自身ではなく、考えもしなかったところにある場合が多いといいます。その理由と解決方法が、具体的な事例とともに描かれた作品です。
著者大嶋 信頼 出版日
2021年11月23日