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パラレルワールドを用いた小説おすすめ6選!並行世界で起こるSFやミステリー

ホンシェルジュ

今ある世界と並行して存在する別の世界「パラレルワールド」。自分が存在しない世界、片思いの相手と恋人同士でいられる世界、現実とは真逆の歴史を進む世界など、SF好きならずとも興味のそそられる作品ばかりです。この記事では、パラレルワールドを用いたおすすめの小説を紹介していきます。

東浩紀が描くパラレルワールドとは『クォンタム・ファミリーズ』

 

時は2008年、主人公の葦船往人は35歳になる売れない小説家です。妻の友梨花と2人で暮らしていますが、子どもはおらず、数年前に義父が亡くなってからは2人の関係もぎくしゃくしていました。

ある日から、往人の携帯電話に、葦舟風子という人物からメールが届くようになります。風子は往人の娘だと名乗り、27年後の2035年からメールを送っているというのです。

事態を把握できないまま、往人は風子の指示どおりにアリゾナへ行きました。以前義父の別荘があったという場所に行ってみると……義父が生きていて、妻の友梨花との関係も良好で、娘の風子がいるパラレルワールドへ迷い込んでいたのです。

著者東 浩紀 出版日2013-02-05

 

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2009年に刊行された東浩紀の作品。批評家や哲学者として活動してきた東の、初めての単著長編小説で、「三島由紀夫賞」を受賞しました。

パラレルワールドにやって来た往人は、新たな人生を謳歌します。しかしやがて、こちらの世界で自分が計画したというテロ事件に巻き込まれてしまうのです。

本作で描かれる2035年の世界では、量子回路の発明によってパラレルワールドを干渉できるようになっていて、往人はそこで「できたかもしれないけどやらなかったこと」「なれたかもしれないけどならなかったもの」を求めていきます。

哲学、量子論、文学、村上春樹の「35歳問題」、テロリズム……東浩紀の思想をSF小説に反映した骨太な作品。読み始めは難易度が高いと思うかもしれませんが、自分の人生を見つめ直し、家族との再生を図る普遍的な物語として読める傑作です。

恋愛と友情が生み出す並行世界を描いた東野圭吾ミステリー『パラレルワールド・ラブストーリー』

 

敦賀崇史と三輪智彦は、中学時代からの親友です。大学院まで一緒に過ごし、現在はコンピュータメーカーが運営する最先端テクノロジー研究教育機関に、2人揃って在籍しています。

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