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生地作りからトッピング、焼き上げまで全てAIロボットがこなすピザ屋がフランスにオープン

カラパイア


 ロボットヘルパーを導入したロシアのKFCなど無人化テクノロジーが加速する昨今、フランスのパリに世界初となるロボットピザレストランがオープンした。

 美食の街パリに構えた店内で黙々と働くのは、店名と同じ「Pazzi(パッツィ)」という名のAIロボットだけ。

 「ロボットにおいしいピザは無理じゃない?」と思ったら大間違い。Pazziは、ピザ世界チャンピオンのノウハウを継承しており、その味はお墨付きだそうだ。

 1時間に80枚ものピザを焼き上げ、お客様好みのメニューやテイクアウトにも対応してくれるという柔軟さだ。



Pizza making robot launched in Paris.

ピザ業界に激震?パリにオープンしたロボットピザ屋

 2021年7月パリの中心地区ボーブールにオープンしたピザレストランPazzi。そこでせっせっとピザを焼くのは人間ではなくロボットのPazziだ。

 ここのピザを食べたいお客は店頭のタッチスクリーンまたはアプリからオーダーする。そのデータはPazziに直接送信される。

 オーダーを受けたPazziは自らがこねた新鮮なピザ生地を平らに広げ、ソースを塗って具材を配置。焼けたピザのカットにいたるまで、必要な工程すべてをこなす。

最大6枚が5分で完成。カスタマイズやテイクアウトにも対応

 1枚の準備にかかる時間は45秒。一度に6枚までまとめて焼くことができ、調理時間たった5分ですべてが焼き上がる。

 またPazziに課された仕事は調理だけではない。テイクアウト用のピザはちゃんと箱に入れ、お客がすぐに引き取れるようにしておくのだ。

 でも人間じゃないから好みのトッピングとか頼めないし…なんてあなどってはいけない。人工知能を搭載したPazziは定番メニューのみならずカスタマイズにも対応。

 オーダーに合わせて正確な具材を調整し、最適なタイミングで焼き上げる計算までやってのけるのだ。

世界チャンピオンがノウハウを伝授。フランチャイズも視野

 おいしいピザのためだけに作られたPazzi。その開発にはなんと30人もの専門家が携わっている。

image credit:Pazzi

今のPazziはそれぞれの生地を識別でき、その熟成度とその日の湿度に応じて異なる働きをします。
 と語るのはPazziのレシピ監修者でもあるピザ職人のティエリー・グラファニーノさんだ。

 ピザの世界チャンピオンに3度も輝いているグラファニーノさんは、季節に合った小麦粉や生地作りはもとより味にもこだわるなど、長年の経験で得たノウハウや独創性あるレシピをPazziにきっちり教え込んでるそうだ。
Pazziは素晴らしいチームに恵まれました。おかげで優れた食材からなる絶品ピザを作るだけでなく、家族や子供たちを夢中にさせるパフォーマンスまで披露できます。


 あらゆる人の利用を見込むピザメニューのお値段は7~14ユーロ(900~1,800円)ほど。

 当初は2018年にオープン予定だった完全自律型のピザレストランPazzi。その期日はコロナにより若干遅れたが、今後はかねてからの計画通りフランチャイズ展開を視野に入れているという。

 美食の街パリで定評があれば、世界進出もありそう。コロナを境に衛生管理も簡単な無人化や自動化がいよいよもって広がっていきそうだ。

References:mashable / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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