写真・時事通信
占術家として出版やテレビで一世を風靡した細木数子さんが、2021年11月8日に亡くなった(享年83)。自らが生み出した方法による占い本『六星占術』シリーズは累計1億部を売り上げ、2000年代は「視聴率の女王」という異名を取ったほどお茶の間で人気を得た。
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残された伝説も豪快だ。『六星』シリーズを刊行していた出版社の元編集者が語る。
「表紙用の写真撮影では毎回、衣装を50着以上用意していました。それで、でき上った候補写真を見て『ダメね、やり直し』。新たに50着の衣装を用意して撮り直すこともしばしば。いろいろこだわりの強い人でした」
ブランドや宝石にもご執心だったという。