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紅葉がきれいな赤に色づく理由 気象予報士・蓬莱大介の【お天気ライブ ほうらい屋】【33】

テレビドガッチ


紅葉が市街地でも色づき、これから見頃となりそうです。
私が出演している番組でも、日本各地の紅葉をご紹介していくかと思います。

それが終わると次はクリスマス。
そして年末年始。
一年は早いような遅いような・・。

今年一年いろんなことがあったなーとしみじみ思いながら紅葉を見に行かれると思いますが、
今回は、紅葉の色づく仕組みを簡単に紹介します。

まず植物には落葉樹と常緑樹があります。
夏に緑の葉で光合成し、冬になると葉を落とす「落葉樹」
冬に向けて幹に栄養を貯めるため、葉を落としますが、その過程でひととき紅葉します。

イロハカエデの場合、
①寒くなると葉と幹をつなぐ茎の部分に離層というコルクのようなものができて、それ以上葉に栄養がいくのをストップさせます。
②葉に残されたタンパク質と糖が、日光により化学変化して、アントシアニンという赤色の成分が合成されます。この赤がカエデの赤色です。

イチョウの場合、
①寒くなると、光合成の機能が低下し、葉にあるクロロフィル(緑色)が分解されます。
②葉にもともとあったカロチノイド(黄色)が目立つようになり、この黄色がイチョウの黄色です。

日光+冷え込み+湿度があると、紅葉の色づきは美しくなるといわれています。



紅葉の見頃は桜よりも少し長く、約2週間あります。
コロナの感染状況が落ち着いている今、感染対策はしっかりしながらも、ほんの一時、心静かな時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
クリスマス・年末の賑やかさの前に、静けさを味わう秋の紅葉。見上げながらゆっくり歩く時間というのも大切にしたいものです。

プロフィール
蓬莱大介(ほうらい・だいすけ)
気象予報士・防災士。1982年兵庫県明石市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年読売テレビ気象キャスター就任。 現在、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウエークアップ」にレギュラー出演中。読売新聞(全国版)で連載記事「空を見上げて」を執筆。
著書 「クレヨン天気ずかん」(2016年主婦と生活社)
「空がおしえてくれること」(2019年 幻冬舎)

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