
いま、仮想通貨(暗号資産)の世界で、なぞの日本語ブームが起きている。
この業界はもともと日本との不思議な縁があった。世界で最も馴染まれている「ビットコイン」は、サトシ・ナカモトという日本名の人物が生みの親だと言われている。しかし、そのナカモト氏が実在するかどうかはわかっていない。
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また、パロディから始まり市場規模がトップ10内に大躍進した「ドージコイン」は、インターネットで流行った日本の柴犬 “かぼす” がトレードマークである。
そして、この柴犬にあやかろうと、現在、さまざまな犬の名前が仮想通貨に使われている。なかでも大規模なものが「柴犬(Shiba Inu)コイン」で、こちらはドージコインと同じ犬種がトレードマーク。時価総額はむしろ高く、ドージコインを打ち負かすのではないかと目されている。