住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう! わかる」って盛り上がれるのが、青春時代にウキウキしながら見たバラエティ番組の話。活躍する同世代の女性と一緒に、“’80年代”を振り返ってみましょう--。
「’80年代は『楽しくなければテレビじゃない』のキャッチフレーズを掲げたフジテレビが、もっとも勢いを増した時代。その隆盛を象徴する番組の一つが『笑っていいとも!』(’82~’14年・フジテレビ系)です。とくに“月9ドラマ”が人気となった’87年以降は、お昼から“8チャンネル”をつけっぱなしにしていた家庭も多かったでしょう」
そう話すのは世代・トレンド評論家の牛窪恵さん。
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漫才ブームのけん引役だったB&Bやツービート、紳助・竜介などが出演した『笑ってる場合ですよ!』(’80~’82年・フジテレビ系)の後継番組として『笑っていいとも!』はスタートした。
「通常、お昼の情報番組といえば、明るくさわやかな人が起用されるものですが、当時のタモリさんのイメージは“23時以降の深夜番組”だったので、驚きでした」
人気コーナーは、ゲストの著名人が、翌日のゲストに直接電話をかけ、出演依頼をする「テレフォンショッキング」。