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現代アートの裏話を暴露!?現代美術作家の加賀美健、アーティストの平山昌尚、実業家・アーティストの遠山正道が登壇トークイベントを開催!-『皮膚を売った男』

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*昨年のヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門で男優賞を受賞し、東京国際映画祭でも正式出品され、さらに第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされ話題となりました映画『皮膚を売った男』が2021年11月12日(金)より公開となります!

第77回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門でプレミア上映が行われ、主演のヤヤ・マヘイニが男優賞を受賞。他にも第26回リュミエール賞合作賞の受賞や第31回ストックホルム国際映画祭脚本賞の受賞など、賞レースを席巻した話題作。日本でも東京国際映画祭で上映されるや「大傑作」「監督は天才か?」「最大級の驚き」「予想もつかない結末」と評判を呼び、多くの劇場公開を望む声が挙がった。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、92%フレッシュという高評価を得ている。(6月30日時点)
本作の演技が高く評価されたヤヤ・マヘイニが出演する他、『007スペクター』『オン・ザ・ミルキー・ロード』のモニカ・ベルッチ、『Uボート:235潜水艦強奪作戦』のケーン・デ・ボーウなど、豪華キャストが脇を固める。監督を務めるのは、過去にも「Beauty and the Dogs」(17)でカンヌ国際映画祭「ある視点」音響賞を受賞し、アカデミー国際長編映画賞のチュニジア代表に選ばれたことがある実力派、カウテール・ベン・ハニア。

この度本作の公開を記念して、日本アート界の話題を席巻している3名、現代美術作家の加賀美健、アーティストの平山昌尚、実業家・アーティストの遠山正道が登壇するトークイベントを実施致しました!
下記、オフィシャルレポートとなります

【日時】11月9日(火) イベント20:00~21:30(1時間30分)
【場所】銀座 蔦屋書店 (中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F)
【登壇者※敬称略】加賀美健(現代美術家)、平山昌尚(アーティスト)、
 遠山正道(実業家、アーティスト) MC:奥浜レイラ

現代アート×ミステリーをベースに、自分自身がアート作品となった男の数奇な運命を描いた本作『皮膚を売った男』(11月12日(金)公開)。日本アート界を代表して、現代美術作家の加賀美健、アーティストの平山昌尚、実業家・アーティストの遠山正道が登壇したトークイベントが銀座 蔦屋書店にて実施された。

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左より遠山正道(実業家、アーティスト)、加賀美健(現代美術家)、平山昌尚(アーティスト)

本作の感想をまずは伺った。平山は「意外にギリギリまでトレーラーで見せていますよね。でも核心は隠している」とコメントすると、加賀美は「予告編よりもポスターが核心をついていますね。迫っていますよね」とポスタ ービジュアルに高評価。遠山は「非常に面白い。ずっと見ていて主人公がダメな奴だなと思っていたんですが、最後に行くにつれて印象も変わりますよね。アート側の視点から見ると、今日本はアートバブルでマーケットが盛り上がっている。コロナの前は芸術祭がブームだった。同じアートでも違っていて、マーケットは売ることで価値を付ける。この主人公の背中はインスタレーションのようなものなのにビジネスにも結び付いてしまう、表現と仕組みが結びつく戦略。そういう意味でも面白かった」とアートに携わる側ならではの感想を述べた。

遠山正道(実業家、アーティスト)

資本主義的なアーティストともとれる、背中にタトゥーを彫ったジェフリーの手法については「村上隆さんのようにグローバルサーキットで勝ち抜いていくことと、美術館に展示がされる道というのは同じことですが、資本主義と言うほどのことでも無く、日本ではそこまでリーチしていかない」と遠山は話す。加賀美は「日本の流行は二極化していると思う。プチマネーゲーム的なにおいがする。ジェフリーのモデルとなったヴィム・デルボアのインタビューを読んだら、監督とやりたいことが合致している気がした。この映画はアート業界へのアンチテーゼですよね。本人が言っていたのは、排泄物をつくる装置が自分の代表作だが、これじゃ売ることができないので、今は家に飾る画をコレクターが買って鑑賞することが主流だと言っていた。その通りでペインティングのほうが売れる。 コンセプチュアルなものが売れたほうがおもしろいと思うけど、買う側もお金を出すので、正にこの作品の背中のようにコンセプチュアルなものだと手元に残らないこともある。考え方にお金を出すような、買う側も頭を使うような多様性が出てくるといいですよね。オークションでピカソのような本物が出た時に盛り上がるべきなのに、値段が高騰した時にしか盛り上がらない現実がある。それも面白いけど」と続けた。

加賀美健(現代美術家)

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