猫の声がかすれる原因と考えられる病気
猫の声がかすれる原因と考えられる病気
いつも可愛らしい声で鳴いてくれる愛猫の声がなんだかかすれている!そんな状況に少々不安を覚えてしまう方もいるのではないでしょうか?猫の声がかすれる原因にはさまざまなことが考えられます。いったい猫の声がかすれる理由とは何なのでしょうか?また声がかすれる場合の対処法はあるのでしょうか?

猫の声がかすれる原因

鳴きすぎだから

人間と同じように、猫もあまりにも頻繁に鳴きすぎたり、大声を出し続けたりすると、声がかすれることがあります。

鳴きすぎる原因は様々でしょうが、あまりにも大声で長時間鳴き続けると、喉に炎症を起こしてしまいます。そのため猫の声がかすれるというわけです。

この場合は、猫にあまり喉を使わせないようにして様子を見れば自然と治っていきますので、まずは鳴いている原因を突き止めて対策を行うようにしましょう。

ストレスがあるから

猫の声がかすれるだけではなく、他の異常行動が見られた場合は、もしかしたらストレスが原因となっている可能性があります。猫はとてもストレスに敏感な動物のため、ちょっとしたことでも症状が出ることがあります。

環境が急激に変化した、新入り猫や家族が増えた、留守番の時間が長くて寂しい思いをしている、落ち着ける住環境ではない、などなど、人間からすればどうということでもないことでも、過敏に反応をします。

もし、愛猫の声が急にかすれるようになったという場合は、何らかのストレスを与えてはいないか生活環境を一度見直してみるようにしましょう。

眠いから

猫の声がかすれてはいるが、特に体調が悪そうでも、何かのストレスを感じていなさそうだったとしたら、もしかしたらただ眠いだけかもしれません。

猫の中には眠たいとき、大好きな飼い主様に対して甘えるような声で鳴くことがあります。この声は、少々くぐもったかすれる声なのです。

猫の気持ちを代弁すると、「眠いけど飼い主様の声がするから返事をしなきゃ」「飼い主様ともっと一緒に遊びたいけど眠たいよ~」といったところです。特にふだんから甘えん坊な猫によくみられるしぐさですね。

サイレントニャー

皆様はサイレントニャーというのをご存じでしょうか?ニャーの口を開けているにもかかわらず、声が一切聞こえないという症状のことです。

このサイレントニャーは、子猫が母猫に甘えるときに出す声で、人間には聞こえない高い音で鳴いているため、人間には声が聞こえないのに、口は開いているというふうに見えるのです。

このサイレントニャーですが、猫によっては人間がかすかに聞こえる程度の声を出すこともあるため、小さくて聞こえにくいくぐもった声、つまりかすれた声に聞こえることもあるようです。

声変わりだから

猫によっては、声がわりが原因となっていることもあるようです。全てのオス猫に見られるというわけではないですが、2~4歳ころのオス猫が急に低くかすれるような声になる場合もあります。

ただ、声がわりは全ての猫がするわけではありませんし、声が急にかすれる場合、何らかの病気の可能性もありますので、心配ならば念のため、動物病院で検査を受けるようにしましょうね。

避妊去勢手術をしたから

去勢手術後に、猫の声がかすれる場合もあります。これは、全身麻酔をしたことで猫の体に負担がかかってしまい、元気がなくなってしまうのが原因です。

そのため、声がかすれる以外にも、急に鳴かなくなった、ストレス行動を見せるようになったという場合もありますので、避妊去勢手術後はしっかりとフォローをしてあげるようにしましょう。

また、猫があまりにも元気がない場合は、何らかの異常が発生している可能性もありますので、早急に獣医師に相談をするように心がけましょう。

猫の声がかすれるときに考えられる病気

咽頭炎

猫の声がかすれる原因となるのは、やはり喉に何らかの異常が発生しているためと考えられます。その中でも代表的なのがこちらの喉頭炎です。

これは猫の喉が炎症を起こすことで発症するもので、喉だけではなく気管支や鼻にも影響を及ぼすことがあります。

原因は様々ですが、有害物質を吸い込んだり、何かを飲み込んだりすることで、喉が傷ついてしまい喉に直接的なダメージを受けると考えられています。

気管虚脱

気管軟骨がつぶれて、膜性壁が伸びてしまうことで起こる気管虚脱は、猫の声がかすれる病気の中でも特に厄介です。一度発症すると呼吸がしづらくなり、咳が止まらなくなります。また、呼吸も苦しくなるためガーガーといった呼吸音を発するようになります。

声も出しにくくなるため、結果的に鳴き声がかすれるような症状へと結びつきます。

この病気は治らないと言われてきましたが、最近では手術をすることで助かる猫もたくさん出てきています。そのため、気管虚脱になったからといってあきらめずに、大きな病院や手術が得意な獣医師に相談をしてみましょう。

猫伝染性鼻気管炎

猫風邪のような症状がでる猫伝染性鼻気管炎も、猫の声がかすれる病気として知られています。これは、新しい環境で猫を迎えた場合にかかりやすい病気とされていて、くしゃみや鼻水を伴います。

この病気は自然治癒が難しく、放っておくと他の病気を誘発してしまう場合もあります。そのため、猫の声がかすれる原因がストレスや鳴きすぎではないと感じたならば、一度病気を疑ってみるようにしてくださいね。

まとめ

愛猫の鳴き声がかすれている状態だと、飼い主としては不安になってしまいますよね。実際に鳴き声がかすれているときは、何らかの病気が原因となっている可能性もありますので、決して油断をしてはいけません。

猫の声がかすれる場合、病気の可能性を考慮して病院へ相談をしてみましょう。早期発見が愛猫の命を救うことにつながります。

また、声がかすれることへの予防法は、ストレスのない生活環境を提供してあげることです。大切な愛猫のために、ふだんから快適な環境を作ってあげましょうね。

(更新日:2018年9月14日)

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