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メンチカツ、タコライス、ガパオ…「キリンシティ」からビールに合う!?「ミラクルミート」メニュー

TOKYO HEADLINE

 世界的な人口増加による「タンパク質危機」や肉や乳製品による環境負荷などの理由から、近年注目を集めている植物性タンパク質を原料とした「代替肉(プラントベースミート)」。各社が代替肉市場に参入する中、キリングループ直営レストラン「キリンシティ」にて、20日よりDAIZ社「ミラクルミート」を使用したメニューが登場する。人気ビヤパブがあえて「ミラクルミート」メニューを採用する理由とその味は?

 今回、記者が試食したのは「キリンシティ」5店舗(上野店、八重洲地下街店、CIAL桜木町店、渋谷桜丘店、池袋WACCA店)でランチ、全店でテイクアウト(店舗により提供メニューは異なる)として展開される「自家製さくさくメンチカツ」「自家製スパイシータコライス」「自家製ガパオ」の3種類。キリンシティマーケティング部の野瀬勝久さんは、メニュー導入の経緯についてこう語る。

「約3年ほど前から米インポッシブル・フーズ社が開発したインポッシブル・バーガーに始まり、国内でも代替食の話題が盛り上がるようになりました。ただし、その段階では私どもが代替食メニューに取り組むことは、今現在の『キリンシティ』を愛してくださるお客様の気持ちや期待を考えると、優先順位は高くはありませんでした」

 開発のきっかけとなったのは今年4月、キリンホールディングスが間接的に植物肉のスタートアップであるDAIZ社に出資したこと。それはキリングループが、今後人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」を発展させた際、大きな意味でコラボレーションできるのではないかと期待されてのもの。同社の「ミラクルミート」は肉に近い味と食感を再現し、大豆特有の風味を低減した植物肉原料で、これを使用して豊かな気持ちになれるようなメニューを「キリンシティ」で展開することが決定した。

 ご飯として食べるメニューやビールに合うおつまみなど約10品ほどから検討。「キリンシティ」の常連客に心から「おいしい」と感じてもらい、あか牛やこがね鶏、ラムに並ぶ選択肢となるメニューとして選ばれたのが「メンチカツ」「タコライス」「ガパオ」というわけだ。ちなみに「タコライス」「ガパオ」は今までに一般メニューとして提供したこともあるそうで、セントラルキッチンを持たない「キリンシティ」では、今回の「ミラクルミート」メニューも仕込みから調理まですべてを各店舗で行っている。

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 早速、それぞれのメニューを試食させてもらった。「自家製さくさくメンチカツ」は、大きめのパン粉で見た目のボリュームとさくさくした歯ごたえを演出。かむとジュワッとジューシーな食感で、ソースをかけずにそのまま食べても十分おいしい。タネの中にブイヨンや生の玉ねぎを混ぜて味わいや食感を補っているそうで、純粋なヴィーガンメニューではないものの、ヘルシーでおいしいメニューが食べたい時にはぴったり。鶏肉のようなあっさりした味わいで、メンチカツは胃もたれしてしまうという方にもぜひ。

「自家製スパイシータコライス」は、「ミラクルミート」で作った自家製タコミートがたっぷりのったタコライス。チリソースやドライスパイスが効いたかなりスパイシーな味わいで、これは「キリンシティ」自慢のビールが進みそうだ。たっぷりのフリルレタスとシーザードレッシングと一緒に食べられるため、食べごたえはあるが意外とさっぱりしているところもうれしい。

「自家製ガパオ」は、「ミラクルミート」を小松菜やなす、パプリカなど彩りのある野菜とバジルとともに甘辛く炒めたガパオライス。野菜が豊富に入っているためか、家庭で作る野菜炒めのようなどこかほっとする味わいだ。辛さが苦手でも半熟の目玉焼きを潰しながら、ご飯と一緒に食べるとまろやかになって箸が進むだろう。

 メニューの提供期間は10月20日から約半年間を予定。代替食に興味はあるけれど未体験という方は、いつもの「キリンシティ」の味で「ミラクルミート」メニューが食べられるこの機会に試してみては?

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