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自然の石なのにこんにゃくみたいにグニャグニャまがる「イタコルマイト」

カラパイア


 ジューシーな豚の角煮にしかみえない石の彫刻フライドチキンと激似の鉱物などのそっくり系ではない。こんにゃくみたいにクネクネ曲がる自然石、それがイタコルマイトだ。

 「こんにゃく石」の異名をもつイタコルマイトはパッと見ただの細長い石。

 だが先端に力をかけると…なんてことでしょう!くにゃりと曲がる驚きの性質を披露するのだ。



Itacolumiet (flexibel zandsteen)

こいつ…曲がるぞ!?石なのにクネっと曲がるレアな石イタコルマイト

 動画のイタコルマイトは、アメリカのゲームクリエイター、リチャード・ギャリオットのコレクションの一つ。彼によるとこの石はとても珍しく、入手もかなり困難だという。

 手に取ると確かに石の重みがあるのに、あっけなく曲がるイタコルマイトの性質はなかなか衝撃的だ。

 見た目からは想像もつかない奇妙な石だが、ゴムっぽい感じでもあるらしい。
 これが自然にできた石だなんて信じられないや。

何世紀も前から地質学者が注目。曲がる秘密に議論が白熱

 長さ30~60センチの細長いイタコルマイトの両端を支えておくと自重で徐々にたわんでいき、ひっくり返しても同じようにたわむという。

 これは通常、石に見られる性質ではない。だがマジックや魔法でもない。

 多孔質の砂岩であるイタコルマイトの柔軟性は何世紀も前から知られており、その秘密についてもイタコルマイトを愛する地質学者の間で白熱した議論が繰り広げられている。

 以前は、石英の粒子の間に存在する雲母の薄片などによって動くと考えられたが、最近は多孔質による可動性と、砂の粒子の間にできる蝶番(ヒンジ)や鎖のようなつながりによって柔軟性をもつと考えられている。

【参考】イタコルマイトのかけらで柔軟性を披露

Itacolumite.wmv

こんにゃくよりもチーズっぽい?海外ユーザーも興味津々

 イタコルマイトの名は、最初に見つかったブラジルのミナスジェライス州にあるピコドイタコロミ岩層にちなんでいる。

 しかし現在はブラジルのみならず、アメリカのジョージア州やノースカロライナ州、インドなど世界の他の場所でも見つかることがわかっているそうだ。

【参考】ノースカロライナ州の州立公園に展示されているイタコルマイト

Itacolumite (flexible rock) demonstration!

 ちなみに以下は鉱物好きなRedditユーザーがシェアしたブラジル南部のイタコルマイト。

 やっぱりクネクネ曲がるけど見た目については「湿った合板?」「ケーキの切れ端みたい」「チーズかな?」なんて声も上がっていた。


 てか初めて触れる人の反応からしてもガチで面白い体験にちがいない。もう曲げてみたくてたまらなくなってんだけど日本で展示とかしてないのかな?

References:odditycentral / wikipediaなど /written by D/ edited by parumo

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