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閉塞する時代に生きるすべての若者たちへー。柳町光男監督の代表作『十九歳の地図』リバイバル上映決定!さらに『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』『さらば愛しき大地』も

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後世の監督たちに多大な影響を与える柳町光男監督の代表作『十九歳の地図』のリバイバ ル上映がこの度、決定いたしました。来る 12 月 4 日(土)~30 日(金)までの期間、新宿 K’s cinema にて『十九歳の地図』を中心に『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』『さらば愛しき大地』を含め、上映いたします。

新たなキービジュアルも公開!

『十九歳の地図』を中心に『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』『さらば愛しき大地』も上映!

DVDソフトも発売され、配信もされている状況の中、なぜ?上映されるのか?芥川賞作家である中上健次の原作の同名小説を映画化し、1979年「映画芸術」ベストテン1位、「キネマ旬報」ベストテン
7位に選ばれ、カンヌ国際映画祭の批評家週間にも出品された『十九歳の地図』。昭和、平成を終え、令和となり、既に40年を越える時が経つ。
十九歳。その青春の入り口に立ちがら、自分の未来を描けないまま孤独の中で、 鬱屈、苛立ち、憎しみをもって、不安を抱えながら出口のない青春にもがき苦しんでいる。それは時代というだけではなく、令和という時代を迎えても何一つ変わってはいない。いや、今を生きる若者の不安は、最早、それ以上なかもしれない。2019年に世界を巻き込んだ新型コロナウィルス。平穏な日常も奪われ、兎角制約の多い日常の中で若者たちは、何を思うのだろうか。“どう生きればいいのか分からない”出口の見えない、やり場のない閉塞する混迷の時代を生きるすべての若者たちに届けたいと切に願い、今回の上映となりました。
また、 『十九歳の地図』をメインに、暴走と疾走のリアルドキュメント『ゴッド・スピー ド・ユー! BLACK EMPEROR』(’76)、絶望と破滅の極北『さらば愛しき大地』(’82)の同時上映も決まりました。

十九歳の地図

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1979|109分|製作:プロダクション群狼
監督・脚本:柳町光男
原作:中上健次
撮影:榊原勝己 美術:平賀俊一|音楽:板橋文夫
出演:本間優二 蟹江敬三 沖山秀子 山谷初男 原知佐子 西塚肇 白川和子 友部正人 津山登志子 中島葵 川島めぐ 竹田かほり 中丸忠雄 清川虹子 柳家小三治 楠侑子

新聞販売所で下宿をする予備校生の 19 歳の青年が、日々の配達先で知る各家々の家庭構成、性格など書き止め、×印を付け、自分だけの地図を書き始める。見下されながらも見下しているような捻じれた自尊心が、日常の不満、偽善に鬱屈しながら、配達先で×印をつけた人たちに嫌がらせ電話をかけていく。主演本間優二が、夢も希望もなく鬱積する青年を見事に体現。また、卑小で無様な中年男の哀しみを演じた蟹江敬三。板橋文夫の音楽が切なく響く。

12 月 4 日(土)~12 月 30 日(木) ※毎週、日、水の上映はありません。

ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR

1976|91分|製作:プロダクション群狼
監督・脚本:柳町光男
撮影:榊原勝己
出演:BLACK EMPERORのメンバー 暴走するバイクの群れ。夜を照らすヘッドライトとフルスロットルの排気音が鳴り響き駆け抜ける。「ブラックエンペラー」新宿支部のメンバーたちを追ったドキュメンタリーの傑作。暴 走行為、交通機動隊との舌戦、集会、たまり場、親や仲間との日常を捉える。“暴走族=不 良”というイメージはあれども、ここには血生臭さも暴力もなく、監督柳町光男の優しい眼差 しが存在している。

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