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アナログ世代のお母さんの知恵袋。スマホの画像を遠くにいる娘に見せるため、こんな方法を思いついた

カラパイア


image credit:Marti Woolford/Twitter

 使い捨てカメラ「写るんです」を知っている若者はどれくらいいるだろうか?昭和の時代には、写真はネガを現像するのが一般的だった。

 クラスで撮った写真には番号が付けられ、希望者には焼きまわしして渡されたもんだったんだ。好きな子が写ってる写真をこっそりと買ったりしたもんだったんだ。

 ところが今やデジタルの時代だ。アナログ時代を長く過ごしてきた人にとっては、違う世界線を行ったり来たりだ。

 このほど海外で、高齢の母親が、遠くに住む娘にスマホに保存してある写真(画像)を見せたかったのだが、そのやり方がわからない。そこでこんなほっこりする方法で送ってきたそうなんだ。

スマホで写真を見せたかった母親が取った行動

 9月24日、アメリカ・ユタ州に住むTwitterユーザーのマルッティ・ウールフォードさんは、母親から送られた1枚の写真をシェアした。
今日、郵送で母からの手紙を受け取りました。それは、母の手書きの手紙とスマホに保存してある写真のモノクロのコピーでした。

母は、この写真を私と共有したかったみたいで、スマホの写真を見せるために、手紙と一緒にスマホごとコピーして、私に郵送してきたんです。
 その後の更新で、マルッティさんはこのようにツイート。
ちなみに、写真は米女優のジェーン・パウエルが1949年にゲーリー・ステフィンと結婚した時のものです。

母は手紙の中で、「昔、母親から自分がジェーン・パウエルに似ているってよく言われたけど、どことなく似ていると今では自分でも思うわ」と綴っていました。

ジェーン・パウエルは今年9月16日に逝去したばかりなので、母は彼女のことを思い出したのでしょう。
 更なるツイートでは、「母は、この写真をスマホごとコピーして私に郵送するという以外の方法は、全く思いつかなかったようです(笑)」と明かしている。

 逆にその方法が思いつくだけ凄いとも言える。

投稿主の母親の行動にユーザーら共感

 アナログ時代を生きてきた高齢者たの多くは、今のデジタル時代に対応するのは容易ではないはずだ。アナログとデジタルを行ったり来たりしながら、なんとか対応しようと奮闘しているのだ。

 マルッティさんの母親はスマホを使ってはいるが、スマホの写真をどのように相手のスマホに送るかというところまでは思いがいかなかったようだ。

 しかし、テクノロジーとアナログを融合させたかのようなマルッティさんの母親の行動には、多くのユーザーらがほっこりさせられ、次のようなコメントが寄せられた。
・うちの母親も、外出する時携帯電話の電源を切るんだ。電池が減ってもったいないからって。

・僕の友人の母親が初めてスマホを持った時のことを思い出したよ。彼女は、パブにスマホを持って行って、自分の友人に美味しい食事をしているっていう話をしようとしたんだけど、まず、バッグからアドレス帳を取り出して、電話番号を押して、電話したんだ。友人が「母さん、スマホは電話帳にもなるんだよ」って教えたんだって。

その後、数か月して母親とまたパブに行ったら、バッグからスマホを取り出して、かけたい電話番号をスマホのアドレス帳から見つけると、彼女は今度は紙にその電話番号を書き始めたらしいんだ。友人は、何も言えなかったそうだよ(笑)

・私の義父も、受け取った大切なメールをプリントアウトして、それをファイルにして棚に保管してるわ!

・私の母は、USBスティックに入った昔の家族の写真を私の妹とシェアしようとして、それをメールで送る代わりに、私の父に妹に渡すように頼んだの。だから父はUSBスティックを持って帰っちゃって、それから何か月も後に妹に会った時に渡したのよ。
→・USBに大量の写真が入ってて、それをパソコンにダウンロードしたらパソコンが壊れちゃうと思ったのかもしれないね。だから飛行機で運んだ方が安全だわ、って(笑)

・私は決して冗談を言うんじゃないわ。これは、博物館ものよ。アナログ時代の高齢者たちが、いかにテクノロジーに適応して使用するかを示す、美しく陽気な例だと思う。少なくとも、フレームに入れる必要があるわ!(笑)


pixabay

 現代社会に生まれた人たちには想像もつかないような時代を送って来た高齢者たちは、デジタル化が進んでいなくとも、充実した生活を過ごし、生活の中に自分たちの知恵を利用してきた。

 マルッティさんの投稿を見た多くのユーザーは、母親からの手紙が新テクノロジーの使用(もしくは誤用)に悪戦苦闘しながらも、できる限りの方法を示そうとした愛情伝わる貴重な贈り物だということを感じずにはいられなかったようだ。

written by Scarlet / edited by parumo

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