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腹話術の人形が起こす小さな奇跡「ただいま、ジャクリーン」(2013)

エンタメウィーク(映画)

腹話術の人形が起こす小さな奇跡「ただいま、ジャクリーン」(2013)

解説

映画美学校が2011年に新設した脚本家コースの第1期生・村越繁のオリジナル脚本を映画化。天涯孤独な青年と腹話術の人形が起こす小さな奇跡を、染谷将太、趣里らの出演で描く。5歳の時にバス事故で両親を亡くし、孤児となった悟は、同じ事故で死亡した腹話術師の持っていたジャクリーンという人形とであう。児童養護施設に入った悟は、ジャクリーンで腹話術をすることで、少しずつ笑顔を取り戻す。13年後、施設を出てひとり暮らしをしている悟は、もうジャクリーンに見向きもしなくなっていた。そんなある日、バス事故の生存者で同じ施設で育った恵から、「腹話術をしてほしい」と頼まれた悟は、12年ぶりにジャクリーンと向き合う。ジャクリーンの持ち主の師匠役として、腹話術師のいっこく堂が映画初出演を果たしている。監督は「恋するマドリ」「東京無印女子物語」の大九明子。
(提供元:映画.com)

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三度の飯より映画ファンさん ★★★★★

映画美学校の作品であり、『私をくいとめて』や『勝手に震えてろ』で知られる大九明子が監督をしているというので気になったから見ました。全体40分程度の短編映画ではあるものの、しっかり一人の少年の心の再生と、彼が自分の過去を抱きしめるような優しさの伝わる作品でした。

5歳の頃にバス事故で一人ぼっちになってしまった彼でしたが、同じようにバスにあったであろうボロボロの腹話術人形ジャクリーンを見つける。修繕した彼女と遊ぶことで、主人公の心の傷は癒えていくわけですが、それも完璧ではない。

ジャクリーンはずっと彼に話しかけているけれど、その声は私たちにしか聞こえない。しかし、彼に届かないその声が事故後の彼が“本当に一人だったわけではない”ことを教えてくれる。子供の頃から見守っていた人形との再会。それは、13年前の幼少期に受けた大きなトラウマと向き合うことでもあり、それを一部始終唯一見てくれていた相手を通して克服するという流れが素直に優しい作品でした。

主人公を演じるのは染谷将太。何でも演じることができるカメレオン俳優ですが、本作でも素朴で、しかし少し何か心がぽっかり空いてしまったような虚無感を抱いた表情が良いです。幼馴染役を演じている趣里も『生きてるだけで、愛。』ですごい存在感を発揮した女優さん。今後に期待です。


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