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「考える」を楽しむ。ピタゴラスイッチ制作陣による『解きたくなる数学』

BOOKウォッチ

解きたくなる数学(岩波書店)<amazonで購入>

 はかりに盛られたたくさんのナット。1つ取る前は、はかりの目盛りは360gを指していた。……ということは、このナットは全部で何個ある?

『解きたくなる数学』(岩波書店)

 ナットを1個取ったときの目盛りが357gだから、1個の重さはホニャララg。ってことは……と、つい解きたくなる。しかしこれが、例えば次のような文章題だったとしたら、どうだろう?

【問題】
はかりの上に複数のおもりが載っています。全部の重さは360gです。おもりを1つ取ると、357gになりました。おもりの個数を求めなさい。

 文章になったとたん、面倒くさくて解く気が失せるのではないだろうか。

 本書、『解きたくなる数学』(岩波書店)は、はかりとナット、チョコレート、紙コップにサイコロ、トイレのタイルなど、身近にあるものを使い、写真やグラフィックで表現することで、「つい解きたくなっちゃう」23の問題を掲載している。

 いずれもEテレ「ピタゴラスイッチ」の企画・監修を手掛ける佐藤雅彦さんが、慶應義塾大学の研究室の仲間とともに、頭をひねって考え出した珠玉の問題だ。

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 「お母さんのチーズ分配法」や「東京の人口と髪の毛」「ケーキとプレート」などと題された問題ページは、見開きの半分以上、時にはほぼ全面が写真で占められている。パッと見て問題の意図が分かりやすく、数学が苦手な人でも「解いてみたい!」という気持ちにさせられる。

 ここでもう1つ、本書から問題を紹介しよう。背表紙の右下の写真を見て欲しい


書名:  解きたくなる数学 監修・編集・著者名: 佐藤雅彦, 大島 遼, 廣瀬隼也 著 出版社名: 岩波書店 出版年月日: 2021年9月29日 定価: 1,980円(税込) 判型・ページ数: B5変 ・ 134頁 ISBN: 9784000063395

更新日:2021年10月11日

提供元:BOOKウォッチ

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