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渋滞にはまったときのイライラはどう解消する? いらぬストレスからおさらばする“アンガーマネジメント”術

ダ・ヴィンチNEWS

『怒りの扱い方大全』(戸田久実/日本経済新聞出版)

 怒りの感情をなくすことはできない。しかし、怒りと上手に付き合うための方法は知っておいた方がいい。日常的に怒りを感じやすいと、相手への憎悪で取り乱したり、集中力が失われたりする。いらぬストレスの原因にもなり、仕事やプライベートで自分の力をフルに発揮できなくなるおそれもある。

あなたの周りの「怒っている人」への対処法。自粛警察やSNSの誹謗中傷はなぜ生まれる?

 怒りをコントロールするための心理トレーニング「アンガーマネジメント」を扱った書籍『怒りの扱い方大全』(戸田久実/日本経済新聞出版)は、身近なシチュエーションでの対処法を教えてくれる一冊。本書を読めば、ときに自己嫌悪にすら陥りかねない“怒りっぽい自分”とおさらばできるはずだ。

本音にムスッとする相手の態度は受け流す

 コミュニケーションには相手がいる。怒りっぽい自分を心の中で「嫌だ……」と思っている人は、まず、自分だけが悪いわけではないと理解しよう。ただ、見直すべきなのは相手への接し方。それこそが、いらぬストレスの回避策だ。

 例えば、本音で「ここを直してほしい」と伝えたとき、言葉もなく不服な表情を浮かべる人もいる。あなたにとっては、相手のためにと勇気を出しての発言だったはず。それでもすねてしまう人に対しては「そういう人なんだ」と、受け流すのが本書からのアドバイスだ。また、相手の態度にも意見をする場合、「いま、すねてるよね」とストレートに返すのではなく、「何か言いたいことがあったら、言葉にして言ってね」など「責めずに感じたこと、してほしいこと」を伝える。タイミングも、「相手の機嫌が直ったとき」をみきわめよう。

リモート環境では「伝える内容は3つ」と心がける

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 オンライン上でのやり取りがより活発になった昨今。画面越しに相手と向き合う場面では「反応や表情が分かりにくい」と感じる人もいるだろう。ビジネス上のコミュニケーション講師として活躍する著者のもとには、対面ではなくなり「相手に耳の痛いことを言いづらくなった……」という相談も多く寄せられている。

 直接会っていなくても、言いたいことは言わなければならない。ただ、大切なのはその伝え方。何かを伝えるときはまず、その内容を紙に書き出してみる。そして、伝えたあとのフォローがしづらいリモート環境では「1回話すごとに、伝える内容は最大3つ」と心がけておくのがよい。

 伝える前には「3月3日の□□者様との打ち合わせ時に、こういうことがあったのですよね」と、事実確認しておくのも必要。言えないストレスを抱えないよう、相手にも配慮しながら工夫しよう。

自分次第でどうにもならない場面では意識の矛先を変える

 スーパーやコンビニのレジの行列など、わずかな時間でも“待つ”こと自体に大きなストレスを感じる人もいるだろう。しかし、自分でコントロールできないことにイライラしても仕方がない。

 自分次第でどうにもならなければ「この時間をどう過ごすか」と、意識の矛先を別の方向へ変えるのがよい。例えば、レジで待たされる場合は、スマホを見る、音楽を聴くなど他に集中できることを探してみる。渋滞にはまった車内では、前の車のナンバープレートで足し算をするなど、辺りを見渡せば気分転換の方法は意外と見つかる。

 ちょっとしたイライラが重なると、言動も荒くなりがち。よけいなイライラはできる限り遠ざけて、すっきりした気持ちで過ごす方が健全だ。

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