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犬の為に大量のテニスボールが公園に。箱に書かれたメッセージに思わず涙

カラパイア

老犬が大好きだったテニスボールを他の犬に提供した飼い主
image credit:The Animal Ark Pet Services

 その犬はテニスボールが大好きだった。ところが年老いて病気を患い、ボールで遊ぶことができなくなってしまった。

 飼い主は、愛犬が遊んでいたボールをどうしても捨てることができなかったようだ。そこで、段ボール箱に入れたボールを公園に置いた。他の犬に使ってもらうことを望んだのだ。

 犬を散歩させていた人がそれを発見、箱にメッセージを呼んで胸を打った。そのことをSNSでシェアしたところ、大きな反響を呼び、老犬の飼い主との交流も生まれた。『Cambridgeshire Live』などが伝えている。

たくさんのテニスボールが入った箱を公園で発見

 9月9日、イギリスのケンブリッジシャー州イーリーにある公園で、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルのオジー(生後7か月)を散歩させていたペットシッターのケイリー・ドリューイットさん(29歳)は、芝生の上に段ボール箱があることに気付いた。

 近寄ると、中にはたくさんの使われたテニスボールが入っており、箱の表にはこのようなメッセージがあった。
私は、大好きなテニスボールで遊べないほど年老いてしまいました。でも、若い犬たちがこのボールを使って楽しんでくれたらすごく嬉しいです。コッカースパニエルのジャービスより、愛をこめて。
 The Animal Ark Pet Serviceを運営するケイリーさんは、このメッセージに心打たれ、テニスボールで遊ぶオジーの写真と共にFacebookでシェアした。

オジーは、すぐに箱の中に頭を突っ込んで匂いを嗅ぎ、ボールをくわえました。

他の犬のために、テニスボールを使わせてくれるなんて、素晴らしいジェスチャーだと思いました。是非、ワンちゃんを連れてこの公園に行ってみてください。
 すると、予想以上の大反響を呼び、ケイリーさんは「小さなやさしさが広がるのはとても心温まること」ととても嬉しくなったという。

ジャービスの飼い主との交流も生まれる

 その後、偶然投稿を見つけたジャービスの飼い主リアン・ワイマーさん(53歳)からケイリーさんに連絡があった。

 リアンさんは、オジーがテニスボールの匂いを嗅いでいる写真を見て、元気だったころのジャービスを思い出し、ちょっぴりほろ苦い気分になったようだ。

 しかし、同時にオジーのような元気な犬たちがジャービスの思い出のボールを使ってくれることに大きな幸せを感じた。
ジャービスはもうすぐ11歳になりますが、今重度の関節炎を患っています。

元気な時は、どこへ行くにもテニスボールを口にくわえて持ち運んでいました。

夫は、ジャービスが今まで使った全てのテニスボールが保管されてあった車のトランクを整理していてボールを捨てようとしましたが、私が止めました。

テニスボールは、ジャービスの日常生活の一部でした。ボールが大好きだったジャービスの思いを汲み取って、他の犬にこのボールを使ってもらいたいと思い、箱にメッセージを書いて公園に置きました。
 しかし、コロナ禍のため他人の所有物と接触することに慎重になっている人も多く、ボールを使ってくれる犬もいないかもしれないという思いもあった。

 だからこそ、大きな反響があったことを知ったリアンさんは、とても嬉しい気持ちになった。
もし、ジャービスが2年前の元気な頃にこの箱いっぱいのテニスボールを見たら、大喜びして飛びついていたことでしょう。(リアンさん)
 リアンさんから連絡を受けたケイリーさんは、心温まるジェスチャーのお礼にと今度ジャービスの玄関先に贈り物を届ける予定を伝え、オジーをジャービスに対面させたいと話すと、リアンさんは快く同意してくれたという。

 小さなやさしさが広がったことで、生まれた交流。

 このニュースを知った人からは、「ジャービスがもうボールで遊べないのは悲しいことだけど、ハッピーエンディングでほっこりした」「ジャービスのことを思うと涙が出そうになる。でも飼い主の心遣いがとてもやさしくて、素敵」「ジャービスの飼い主はいい人だね。世の中にはこういう素敵な人もいるってこと思い出させてくれてありがとう」といった声が寄せられている。

written by Scarlet / edited by parumo

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