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【気象予報士が解説】気温急降下!秋は「寒冷前線」の動きに注目

防災ニッポン


画像:PIXTA

「一雨一度(ひとあめいちど)」という言葉をご存知でしょうか?秋になると雨が降る度に気温が1℃低くなる、という意味です。この気温低下をもたらすのが寒冷前線です。

実際には、寒冷前線が通過して気温が大幅に下がった後、高気圧や低気圧の接近で気温が少し元に戻り、再び寒冷前線が通過して気温が大幅に下がるというサイクルで、冬にかけて気温が段々と下がっていきます。

寒冷前線が通過すると、気温が10℃以上下がることもあります。また、寒冷前線が通過する際には、落雷・突風・竜巻・雹(ひょう)・短時間強雨など激しい気象現象をもたらすこともあるので、防災面でも注意しなければなりません。

この記事では、寒冷前線で注意するポイントを紹介します。

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「寒冷前線」とは?

寒冷前線とは、冷たい気団(空気の塊)が暖かい気団に向かって移動する際に、2つの気団がぶつかり合うところに生じる前線です。下の天気図で確認すると、低気圧の中心から南~西方向に伸びている前線(青色)です。

(出典:気象庁―「日々の天気図」―「2018年10月」―「27日(土)北日本は荒れた天気」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/hibiten/2018/201810.pdf

寒冷前線付近では異なる気団同士がぶつかり合うことによって、活発な積乱雲が発生しやすくなっています。そのため、寒冷前線が通過する際には短時間強雨や雹のほか、落雷や竜巻などの激しい現象が発生するケースもあります。

また、寒冷前線が通過したあとは、冷たい北~西北西の風(季節風)が強く吹きます。10月半ばから11月にかけて冷たい北~西北西が風速8m以上で吹くと、「木枯らし」と認定されます。
つまり、寒冷前線は木枯らしをもたらす気象現象でもあるのです。寒冷前線の後ろに控えている冷たい気団の勢力が強いと、寒冷前線が通過したあとに北~西北西の暴風が吹き荒れることもあります。

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