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可愛いけど難しい!ローグライトACT『メタリックチャイルド』掴んで、投げて、敵のコアを自分の力に【爆レポ】

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可愛いけど難しい!ローグライトACT『メタリックチャイルド』掴んで、投げて、敵のコアを自分の力に【爆レポ】

最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」です。

今回はSTUDIO HGが開発し、CRESTによって9月16日に発売された『メタリックチャイルド(METALLIC CHILD)』について生の内容をお届けしたいと思います。

『メタリックチャイルド』とは?
本作は未来の巨大宇宙実験室「ライフストリーム号」を舞台に、機械の少女ロナの活躍を描いたローグライトアクションゲームです。ランダムに入手できる武器とスキルの組み合わせや、敵から奪ったコアを自分の力とする成長要素も特徴。ガードや掴み、ローリングなどのアクションも用意されており、さながら格闘ゲームのような楽しみ方もできます。

また、発売前には「キルラキル」「SSSS.GRIDMAN」「ニンジャスレイヤー」で知られるアニメ制作会社「トリガー(TRIGGER)」が制作を担当したアニメーションPVも公開。主題歌「 Mother 」は主人公のロナ(CV.大空直美)が歌い、まるでアニメのオープニングのような躍動感のある映像は、必見のクオリティとなっています。

通常のアクションゲームより難易度が高めに設定されている本作ですが、アクションが苦手な人やストーリーに集中したい人のための無敵モードも用意されています。今回のプレイでは本格的なアクションを楽しめるという「NORMAL」モードでプレイ。さっそくどんなゲームか確かめていきましょう!

ネットサーフィンしてただけなのに…
それは筆者がパソコンを眺めながら今日の晩御飯のおかずについて考えていた時のこと。突然モニターがブラックアウトし、エラーメッセージが画面いっぱいに広がります。

あぶないリンクでも踏んだかなぁ……などと思案していると、画面はライブ映像に切り替わり、目の前には小さな少女が映し出されました。

その小さな体躯の少女は画面の向こうから筆者の現在位置と所属名を聞いてきました。これ答えたら架空請求業者から電話こないですよね?

ここはアバウトに「地球」と答えておきましょう。体から漏電し見るからにボロボロな少女は自分をロナと名乗り、こちらに対し修理を要求してきました。

とりあえず彼女の言うとおりに修理をすると、ある一部分をのぞいて修理が完了。唯一修理ができなかった部位、自立コアコントロールシステムとはロア自身で体を制御するプログラム。それが作動しない今、ロアはこちらに対し遠隔操作システムを用いてのコントロールを求めてきました。

その合間に、このままではなんやかんやあって地球の2/3にが消滅する、ということも聞かされ協力を惜しまないよう同情を誘ってきます。この少女、見た目に反してかなりのやり手です。彼女のバックには口の悪いマネージャーのような存在(CV.佐倉綾音)もいるようなのでおとなしく従っておきましょう。

ここまで紹介してきましたが、本作の設定は『メタリックチャイルド』というゲームを購入したプレイヤーが突然ロアとつながり、地球からライブ映像を通して彼女を操作しているというもの。画面にはライブ中のアイコンや現在の時刻なども表示されているこだわりようです。

また、ストーリー中には度々プレイヤーによる会話の選択肢が表示され、ロアとの会話を楽しむこともでき、自分が登場キャラクターのひとりとなることで、よりストーリーに入り込めます。ちなみに公式サイトでのキャラクターボイスは「あなた」と表記されています。

基本操作を覚えよう
ここからは本作のゲームシステムについて触れていきましょう。本作の基本的なアクションは、武器を使った通常攻撃のコンボ、無敵フレームが発生するローリング、敵の地面を這う攻撃を避け空中攻撃に派生できるジャンプ、武器ごとに異なる効果を持つスキル攻撃、さらには溜め攻撃、掴み、ガードなどアクションゲームとして欲しいところがほとんど網羅されています。

また、ローリングやガードは他のモーションをキャンセルすることができるので、臨機応変にコンボなどに組み込むことができます。本作の敵は強いですが、こちらもアクションの習熟度が上がると、多彩なコンボルートを駆使して対抗できるのも魅力のひとつでしょう。

ロナには武器を2つまで装備させることができます。武器は大きく分けて3種類。素早いコンボを得意とするガントレット、一撃が重いハンマー、ローリングができない代わりにガードができる攻守に優れたソード&シールド。

たったこれだけかと思うかもしれませんが、武器にはそれぞれ特殊効果とスキル攻撃が設定されています。これらは武器ごとにランダムに設定されており、その内容は多岐にわたります。

武器にはC~Sのレベルが割り振られており、高レベルほど攻撃力や特殊効果の値が優れています。また、同じ武器種でも見た目は様々なものが用意されており、装備した時の武器名のアナウンスも本作のこだわりポイントです。

本作の舞台、宇宙実験室「ライフストリーム号」にいるロボットのほとんどはミニコアという特殊なエネルギーを動力としています。

敵を撃破すると稀にミニコアがドロップし、ロアはそれを食べることでコアの能力を使用することができます。ちなみに味は「生卵のような感覚」らしいです。

ミニコアの能力は3つまで装備可能。画面左下から確認できます。また、ミニコアは使用可能時間が設定されており、一定時間が経つと自動的に消滅します。ミニコアはコアチャージャーを使用することでレベルを上げて効果時間も回復するのですが、新しいミニコアを拾うと上書きされてしまいます。さらに、その上書きされるミニコアもこちらで選択することができないので苦労して育てたミニコアが消えてしまうこともあり、その点は少し不自由さが気になりました。

ミニコアを食べようとすると、時折デメリット効果が発動するバグコアがインストールされることもあります。被ダメージアップや敵数増加、モニターの解像度低下やロアの頭を巨大化させるおもしろバグまで種類は様々です。こちらも、他のミニコアで上書きするか一定時間経過すれば消滅します。

しかし中には上書きや自動消滅もしないウイルスコアというものも存在します。毒々しいアイコンが描かれたウイルスコアは、ミニコアを新しく付与するコアチャージャーでのみ削除することができます。

これらのコア要素はかなりランダム性が高く、バグコアもそこまで致命的なデメリットではない印象だったのでおみくじ感覚で楽しめました。また、バグコアやウイルスコアにはいい面もあります。インストールしたあとにはバグデータというものが残り、ステージにいる限り永続的な効果を発動するスーパーコアを作るために使用できます。

スーパーコアを作成するにはバグデータとステージ上で入手できるコアエッセンスが必要です。コアエッセンスが一定量溜まるごとに画面左下に黄緑色で表示されるコアレベルが1アップ。

レベルアップするとランダムに表示される4つのスーパーコアから1つ選び発動させることができます。最大でレベル10まで発動させることができ、非常に有用な効果のものが多いので頑張ってコアエッセンスを集めましょう。

ここまで細かく紹介してきましたが、これでもまだ一部。本作は戦闘まわりのシステムがかなり細かく作り込まれています。そのためチュートリアルは丁寧な進行となっており、プロローグとあわせて終えるまで1時間ほどの時間を要しました。

地球を守るためにいざ出発
先のチュートリアルで損傷したロア(とプレイヤーのモニター)。修理のために転送された場所は様々な施設が揃うコア実験室でした。

ここでは戦闘で入手できるチップを使ってロアをパワーアップさせることができます。カスタム施設では、特殊効果が発動するパーツをひとつだけロアに装着可能です。見た目もしっかり変わるのが凝ってますね。

サーバー室では様々なデータを閲覧することができます。条件をクリアすることでチップを入手できるチャレンジリストや、本作に登場する複雑な固有名詞や物語に登場する施設の情報なども確認できます。

そして、アップグレーダーではチップを消費することでHP最大値上昇やバッテリー上限アップなどの永続ボーナスを得ることができます。

それでは、輸送装置を使いステージ攻略に向かいましょう。ステージは選択型となっており、攻略の順番などは設定されていません。最初に持ち込む武器を2つ選択したら出発です。

マップは、戦闘部屋と通路に分かれており、部屋に入ることで敵が出現します。

その他にも、装備ショップや回復自販機、強力なマシンを一定時間使えるパワーボッツなど特殊な部屋も見つけることができます。しかし、どれも利用するには戦闘で入手したディスクが必要となるので注意しましょう。序盤ではディスクが集まりづらく、殆どの施設をスルーということもしばしば……。

そして、マップのどこかに配置されているMCネスト(転送装置)を見つけることで次のフロアに進むことができます。フロアは全部で4フロア。最後まで進むことができればそこにはボスが待っています。

ボスはロアと同じメタリックチャイルドです。しかしただのメタリックチャイルドではなく戦闘に特化した巨大な姿となっています。

広範囲攻撃や弾幕シューティングのような攻撃を放つこともあり一筋縄では行きません。また、HPが半分を切るとセカンドギアモードに移行。より強力な攻撃を繰り出してきます。

無事倒すことができれば、ボスが持つコアジェムとともに、各ボスの固有のMCスキルを入手することができます。

MCスキルは画面左上に表示されるMCエネルギーを消費して発動することができます。どれも強力ですが連発できないので、ここぞという場面で使いましょう。


今回は中盤あたりまでプレイしましたが、ステージクリアごとにチャプターが進み、次第に物語の確信に迫っていくためぐいぐい物語に没入してしまい攻略の手をなかなか止めさせてくれませんでした。

バトル中の演出もド派手なものが多く、テイクダウン攻撃や戦い方がガラッと変わる特殊ステージなど全体的に凝った作りのものが多かった印象です。

しかし、一般ステージはどれも作りが似ており、それが4フロアも続くので少し冗長に感じてしまうことも……。突発的なクエストが発生することもありますが、種類は多くなく基本的にやることは同じ戦闘なので、あまり代わり映えしないのが惜しいところでしょうか。


全体を通してみると、全キャラフルボイスのストーリーや演出、バトルアクションなど高水準なっているのでとても楽しめました。そして、天真爛漫なロアがかわいい。これに尽きます。

また、今後の追加ダウンロードコンテンツとして、大人気稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』とコラボレーションすることも決定しており、その続報にも期待が集まっています。

Steamでは体験版も配信中。とりあえずアクションだけでも触ってみたいという方にもおすすめです。また、PS4、PS5版の発売は2022年を予定しています。

タイトル:メタリックチャイルド
対応機種:PC(Steam)/ニンテンドースイッチ
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2021年9月16日
記事執筆時の著者プレイ時間:7時間
価格:Steam版2,980円 ニンテンドースイッチ版3,980円





「爆速プレイレポ」ではハードコアゲーマーなライターから読者に向けて、新作タイトルの生の内容を伝えるプレイレポートをお届けします。対象となるタイトルは、執筆時点で発売48時間内の新作、かつAAAからインディーまで、ジャンルやプラットフォームを問わず「読者が気になるだろうゲーム」もしくは「ハードコアゲーマーのアンテナが反応するゲーム」です。

性質上、本企画においてはゲームの評価や採点は行いません。ストーリーなどの「ネタバレ」も軽度な内容に留まることが殆どです。また、記事執筆にはデベロッパー/パブリッシャーからプレイレポート用として提供されたゲームソフトが含まれる場合もあります。プレイ時間自体も基本的には短い段階での執筆となります。

なお、マルチプラットフォームで展開されている作品においては、対応している機種のうちのひとつのエディションのみをプレイしています。そのため、本文内でプレイした際の使用機種についても明記しています。

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