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「帰りの電車賃を稼ぐため、家出先でバイト探し。親切な喫茶店の店主が、私に一軒のホテルを紹介してくれて…」(福島県・50代女性)

Jタウンネット

子供の頃、家族とのケンカなんかをして家出をした経験がある人はいるだろうか。

感情にまかせて家を飛び出し、電車に乗って違う町へ……。映画やドラマでもよく見る展開だ。

しかし、なにしろいきなり家を飛び出すわけだから、お金も何もほとんど持っていない、なんてこともあるかもしれない。

Jタウンネットでは、皆さんの思い出に残っている「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。今回ご紹介するのは、福島県の50代女性・I月さん(仮名)から寄せられた、まさにそんな家出に関する思い出だ。

今から30年以上も前。I月さんがプチ家出をして群馬県太田市まで行ったときのこと。

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行きの電車賃と多少の飲食費くらいはあったものの、帰りの電車賃を持ち合わせていなかった彼女は、現地でバイト探しをすることに。

すると、立ち寄った1店の喫茶店の店主がある提案を持ち掛けてきて……。

紹介されたのは、一軒のホテル

「30年以上も前の話なんですが…プチ家出をした時の話です。着の身着のまま電車に乗り群馬県の太田市まで行きました。
電車に乗って着いたら何処かでバイトでもしようと考えていたので、駅を降りてすぐの所にあった喫茶店に入って、店主さんに事情を話してみました。
すると店主さんから『ウチの息子が高台でホテルをやっているから、話をしとくから行ってみな!』と言われたので、場所を聞いてそのホテルに行きました」(I月さん)

ホテルでは、喫茶店店主の息子とその家族が住み込みで働いていた。I月さんが数日間太田市に滞在することと帰りの電車賃が必要なことを伝えると、バイトとして採用されることに。

「小さい子供の子守りと厨房の手伝いをして欲しい、との事でした。部屋も空き部屋があるから、そこで寝泊まりして構わないということでした」(I月さん)

無事にお金を稼ぐ目途がたったI月さん。そうして数日が過ぎて家に帰る事になった日、「バイト代ね!」と数日分の給料を渡された。

「数日間のバイトの給料では電車賃に足りなかったのですが、『子守りも良くしてくれて、子供達も楽しかったみたいで助かったから』と、バイト代にプラスして子守り代も頂きました。
とても親切な喫茶店の店主さんと、その息子さん夫婦でした」(I月さん)

その後、I月さんは家に帰ってからも何度か彼らと手紙のやり取りをしていたものの、それから30年以上経った現在では、残念ながら顔も名前ももう思い出せないという。

「覚えているのは、喫茶店が駅近くで、ホテルが少し高台にあったと言うことだけです。家に戻ってから何度か手紙のやり取りをしてました。何かの縁で会えるとしたら、その時のお礼をちゃんと出来たらと思います」(I月さん)

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

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