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事件から15年、心に傷を抱えた家族の再生物語「ひとよ」(2019)

エンタメウィーク(映画)

事件から15年、心に傷を抱えた家族の再生物語「ひとよ」(2019)

解説

女優で劇作家、演出家の桑原裕子が主宰する「劇団KAKUTA」が2011年に初演した舞台を佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、田中裕子の出演、「孤狼の血」の白石和彌監督のメガホンで映画化。タクシー会社を営む稲村家の母こはるが、愛した夫を殺害した。最愛の3人の子どもたちの幸せのためと信じての犯行だった。こはるは子どもたちに15年後の再会を誓い、家を去った。運命を大きく狂わされた次男・雄二、長男・大樹、長女・園子、残された3人の兄妹は、事件のあったあの晩から、心に抱えた傷を隠しながら人生を歩んでいた。そして15年の月日が流れ、3人のもとに母こはるが帰ってきた。次男役を佐藤、長男役を鈴木、長女役を松岡、母親役を田中がそれぞれ演じるほか、佐々木蔵之介、音尾琢真、筒井真理子らが脇を固める。
(提供元:映画.com)

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三度の飯より映画ファンさん ★★★★★

『凶悪』や『狐狼の血』で知られる白石和彌が監督した本作。これまでも、重々しく静かに“暴力”を撮ってきた白石監督らしい色が本作『ひとよ』でも存分に発揮されています。

郊外でタクシーを自営する、稲村家。しかし社長である父は常日頃から子供達、三兄妹に手をあげていた。特に次男は何度も執拗に殴られ、骨折をするレベル。そんなある日、耐えかねた母親が子供たちを守るために車で夫を……。そこから始まる物語なのですが、母の“解放”の動きがをもって、果たして本当に子供たちは解放されたのか、というのが本作の大きなテーマにもなっています。

殺人があった一夜から15年後、大人になった三兄妹の元に約束通り帰ってきた母。しかし、それを迎え入れた子供達はそれぞれ順調な人生を歩んでいるとは言い難い。鈴木亮平演じる長男は真っ当に働いているものの、自分の作った“家族”に悩んでいたり、松岡茉優演じる妹はスナックで働きながら酒に溺れ、夜な夜な破天荒に暴れる。付き合う男がDVであることも平然と受け止めていることに、父の影を感じさせます。

そして何より佐藤健演じる次男の、母親に対する怒りの感情が物語を動かしていきます。一度崩壊した家族の再生を描く、見応えたっぷりの作品です。


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