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1日7000歩で死亡リスクが低下するという研究結果

カラパイア

一日7000歩以上歩くことで死亡リスクが低下するという研究結果
 毎日歩くことは健康に良いとされている。それは事実だ。ではどれくらい歩けばよいのだろうか?

 具体的な目安として1日10000歩が理想とされてきた。しかし『JAMA Network Open』(21年9月3日付)に掲載された新しい研究によると、1日7000歩で十分ウォーキングの健康効果は得られるのだそうだ。

 アメリカで2000人以上の被験者を約10年調査した結果によると、中年の場合、男女関わらず、歩く速さに関わらず、1日7000歩以上歩く人は死亡リスクが大幅に低減することがわかったそうだ。

中年のウォーキングに理想的な歩数を算出

 歩くことは体に良い。だがどれくらい歩けば効果がでるのか?これまで、健康にとって理想的な歩数は1日10000歩と言われていた。

 実際、それを裏付ける研究もある。毎日たくさん歩くほど、死亡するリスクが低下することをいくつもの研究が示唆しているのだ。

 しかしこうした研究は、必ずしも同じタイプの人たちばかりを対象にしているわけではない。参加する人たちの経歴や背景はその都度違うものだし、分析結果も微妙に異なる。

 アメリカ・マサチューセッツ大学アーマスト校のグループは、1985年より、18~30歳の2110人を対象に、生活習慣などが健康にどのような影響を及ぼすかを調査する長期研究「CARDIA」プロジェクトを行っている。

 今回、被験者の平均年齢が約45歳となった2005年以降の歩行と健康状態に関するデータを10.8年にわたって追跡調査した。男性が57.1%、女性が42.9%、黒人が42.1%、白人が57.9%の割合で、期間中72人(3.4%)が死亡している。
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photo by Pixabay

歩く速さに関わらず、1日7000歩で死亡リスクが大幅に低減

 この研究では、ウォーキングによってどう健康になるのか(あるいは、ならないのか)詳しいことはわからない。

 しかしもっとも重要な発見は、1日に平均7000歩以上歩く人は、それ未満だった人に比べて、早期に死亡するリスクが50~70%低かったということだ。

 また歩く速さそれ自体は、死亡リスクと関係がなかった。

 なので、毎日10000歩は少しキツいなと思う人なら、とりあえず自分のペースで7000歩目指して歩いてみるといいということになる。
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photo by Pixabay

個人差はあるものの、1万歩以上歩いても期待する効果は得られない

 最初に述べたように、ウォーキングに関する研究はいろいろな条件に左右されるので、はっきりしないところもある。だから7000歩が絶対的な答えというわけではない。

 それでもウォーキングが健康にいいということだけは間違いない。スマホのアプリや昔ながらの歩数計を利用しながら、楽しく秋のお散歩を満喫してみてはどうだろうか?

 さらにどんなに体力と時間があるからといって、10000歩以上歩いても期待するような効果は得られないことも判明した。それ以上歩いても、死亡リスクは下がらなかったのだ。

References:Steps per Day and All-Cause Mortality in Middle-aged Adults in the Coronary Artery Risk Development in Young Adults Study | Lifestyle Behaviors | JAMA Network Open | JAMA Network / Study Suggests a New Number of Daily Steps For Health Benefits, And It’s Not 10,000 / written by hiroching / edited by parumo

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