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箱に入れて捨てられていた母親の異なる子猫たち、ちょっとだけ大きい子猫が小さい子猫を懸命に守ろうとする

カラパイア

小さな子猫を守ろうとする先に生まれた子猫
 カナダのモントリオールにある農場の玄関先に置かれていた箱には、少し先に生まれたであろう茶トラの子猫1匹と、まだ生まれて間もない目も開いていない状態の子猫が2匹、合計3匹入っていた。

 発見直後、生まれて間もない猫のうちの1匹は息絶えてしまった。残りの2匹の子猫を救おうと、農場一家は地元の動物保護団体に助けを求め、子猫たちは24時間体制で里親のケアを受けた。

 やがて2匹は元気になった。茶トラの子猫は自分よりも小さな灰色の子猫にぴったりと寄り添い、自分もまだ小さいのに、より小さな子猫を守ろうとする仕草をみせるという。

 母親が異なる2匹の子猫は離れられない絆を深めたようだ。

母親の異なる3匹の子猫が箱に入れられ捨てられていた

 5月、カナダのモントリオールの北部にある農場に住む家族は、自宅玄関先に段ボール箱が置かれてあることに気付いた。

 中を開けてみると、そこには3匹の子猫が入っていた。

 1匹は茶トラの子猫で、あとの2匹はまだとても小さく生まれたばかりのようだった。そのうちの1匹は間もなくして死んでしまった。

 一家は、地元の動物保護団体『Chatons Orphelins Montreal』に助けを求め、すぐに生き残った2匹の子猫たちを車で施設へと運んだ。

 施設スタッフが確認したところ、茶トラの子猫は生後4週間ほどと見られたが、もう1匹の小さな灰色の子猫はへその緒がついていたことから、2匹の子猫は別の母猫から生まれたことが推測された。

 その後、ロンと名付けられた茶トラの子猫と、ジニーと名付けられた灰色の子猫は、施設スタッフの里親のもとへ引き取られ、24時間体制で2時間おきに哺乳瓶でミルクを与えられ、献身的な世話を受けた。

 里親の愛情あるケアのおかげで、ロンとジニーは元気になり、体重も増え始めた。
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image credit:Chatons Orphelins Montreal COM/Facebook

ジニーを守るように寄り添うロン

 2匹を預かって間もなくして、里親はまだ小さなロンが必死でジニーを守るようにしていることに気付いた。

 ロンは、ジニーが昼寝をしようとするとすかさず抱え込むようにして寄り添い、片時も離れようとしなかった。

 異なる母猫から生まれた2匹ではあったが、ロンはジニーをきょうだいのように見守り、ジニーの成長を助けようとしているのがわかったという。

 里親宅で、ロンとジニーは同じ箱から保護された孤児同士、強い絆を育んでいった。
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他の孤児猫とも仲良しに

 ちょうど時を同じくして、施設では孤児となったスコッティーという名の猫を預かった。スコッティーは、生まれてすぐに壁の中にきょうだいと一緒に置き去りにされていたそうだ。

 保護されたものの、きょうだい猫は助からず、スコッティーだけが生き残ったという。
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image credit:Chatons Orphelins Montreal COM/Facebook

  獣医でもある施設の里親による献身的な世話のおかげで、スコッティーは多くの健康問題を克服して生きるチャンスを掴んだ。

 やがて、他の猫たちと会う準備ができたスコッティーに同じく孤児のロンを引き合わせてみたところ、2匹はたちまち意気投合し、あっという間に仲良しになった。

 元気に成長を続けているロンは、やんちゃ盛りに突入しており、スコッティーという同年齢の仲間を得てとても喜んでいる様子だと施設側は話している。

 現在、ロンとスコッティーはいつでもどこでも一緒にいて、絆を育み合っているようだ。

 ジニーも含め、ロンもスコッティーもまさに九死に一生を得た孤児の仲間だ。第2のチャンスを掴んだ3匹が、永遠の家を見つけられる日もそう遠くないかもしれない。

Ron the orange kitten and his friends
written by Scarlet / edited by parumo

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