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アメリカの医療費が高すぎるので、レントゲン撮影装置を自作してみた

カラパイア

アメリカの医療費が高すぎるので、レントゲン撮影装置を自作してみた
 アメリカの医療費が高額なことは世界的に有名だ。たとえば新型コロナの治療費だが、現状は国から支払いが行われるため無料なものの、文字自分で支払うとすると、重症で2か月入院した場合には1億2千万円が請求される。

 あるアメリカ人男性は、最近病院で治療を受けたのだが、その請求書の金額があまりにも高すぎたことに驚き、レントゲン撮影装置を自作することにしたそうだ。

 エンジニアスキルが高い男性だが、果たして自作のレントゲン撮影装置は無事機能したのだろうか?

 



Built My Own X-Ray After a Hospital Charged Me $69,210.32

760万円の請求書に驚いた男性、自作のレントゲン撮影装置を作る

 ウィリアム・オスマン氏は、病院から受けとった請求書の金額を見て驚愕した。なんと69,210.32ドル(約760万円)と記載されていたのだ。

 幸いにも彼は保険に入っていたため、自己負担しなければならない額は27万円程度だった。だが、中には保険に入っていない人たちだってたくさんいる。

 アメリカは、日本のような国民健康保険制度はなく、各自民間の健康保険に加入しなくてはなない。

 また、元々の医療費がとにかく高い為、高額な保険料を支払はないと、保険でカバーされる金額も小さくなってしまう。医療費が支払えずホームレスになってしまうケースもある。

 そこでエンジニアのスキルがある彼は、レントゲン撮影装置の自作することにした。病院から突きつけられた医療費がいかに馬鹿げたものであるかを証明するためだ。
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中古の機材や家庭用品を利用し、X線撮影に成功

 自作レントゲン撮影装置の製作には使われたのは、eBayで購入した壊れた歯科用レントゲン装置の真空管(約1万7000円)、6万ボルトを供給できる電源(約4万4000円)、放射線測定器、蛍光スクリーンなどだ。

 さらに家にあったジュースの缶や缶詰も利用され、一応の安全対策として鉛シートや、歯科用レントゲン装置から回収した蓋のようなパーツ(大事なところの保護用)も用意された。

 こうしてDIYされたレントゲン撮影装置は見た目は不恰好だが、性能は間違いないものだった。テスト用に購入した指の骨はくっきり透けて見えるし、スマホのバッテリーや内蔵カメラまでまるっと撮影することに成功している。
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 オスマン氏によると、製作費はすべて合わせて20~30万円程度だったとのこと。ここには撮影に使われた40万円近くするカメラのレンタル費用なども含まれているそうなので、製作費だけならもっと安いようだ。

 一方、彼が病院にレントゲン写真の費用を確認したところ、330万円以上はかかるとの回答だった。

 自分で作ってしまえば、病院でやるよりもはるかに安くレントゲン写真を撮影できることが証明された形だ。
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 では今後はレントゲン写真を撮るときは自作の装置でやるべきだろうか?

 オスマン氏は、DIYレントゲン撮影装置を「これまで作った中で一番危険」と断りつつも、「”統計上”、放射線はがんの発症リスクを上昇させるが、”あくまでも統計上”、暴露が最小限ならば問題ない」と説明している。

 病院でレントゲン写真が利用されているのは、健康に被害をもたらすような放射線を浴びる心配がないからだ。

 しかし、あなたが自作した装置が本当に大丈夫かどうかわからない。命懸けで自作装置を試してみるよりも、素直に病院に行くことをお勧めする。

 ここは日本だ、健康保険がある。仮に無保険で病院でレントゲンを撮っても330万円も請求されることはないはずだ。

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