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実はとんでもない記録…巨人の4年連続30本塁打、王を除くと誰が達成している?

週刊ベースボールONLINE

 巨人の岡本和真が、8月21日のDeNA戦で今季30本目の本塁打を記録。シーズン30本塁打以上は、これで「4年連続」となった。シーズン30本塁打以上の連続記録は、世界のホームラン王である王貞治が記録した「19年連続」が最多。では、「4年連続30本塁打」を記録した巨人の選手は、王と今季達成した岡本以外に誰がいるのだろうか?

ゴジラや若大将も4年連続で記録



85年から88年にかけて4年連続30本塁打を放った原

 巨人在籍期間中に「4年連続30本塁打」を達成した選手を調べたところ、該当したのは王と岡本を含む以下の5人だ。

・王貞治 19年連続(1962~1980年)
・松井秀喜 7年連続(1996~2002年)
・原辰徳 4年連続(1985~1988年)
・小笠原道大 4年連続(2007~2010年)
・岡本和真 4年連続(2018年~継続中)
※連続期間順

 数々の強打者が在籍した巨人だが、4年連続30本塁打を達成した選手は意外と少ない。今季、岡本が見事に達成したが、実は球団史上5人目というレアな記録なのだ。

 19年連続の王は、1962年に38本塁打を記録すると、そこから引退する1980年まで30本を下回ったことは一度もなかった。このうち、本塁打王は15回(13年連続)。今後、これほどの選手は出ないと思えるアンタッチャブルな記録だ。

 王に次いで長い「7年連続」を記録したのが松井秀喜。記録は2002年までだが、松井はこの年限りでヤンキースに移籍しており、メジャー挑戦がなければ、王に迫る連続記録が生まれていただろう。また、現在巨人の監督を務める原辰徳は、1985年から1988年までの4年間で30本塁打以上をマーク。実は1982年、1983年と2年連続で30号以上をマークするも、1984年は27本塁打で30本に届かず。もしこの年も30本以上であれば、松井と同じ7年連続での30号到達となったかもしれない。

 唯一、巨人生え抜きではないのが小笠原道大。2006年オフにFAで日本ハムから巨人に加入。巨人1年目の2007年から2010年まで30本塁打以上を記録した。小笠原は巨人移籍前の2005年、2006年と連続で30本塁打を記録しており、日本ハム、巨人と「チームをまたいで6年連続30本塁打」という珍しい記録も打ち立てた。ちなみに、小笠原は30本以上を通算10度達成しており、これは野村克也と並ぶNPB史上2番目の回数だ。

巨人が誇る強打者は何年連続が最多?



阿部も2年連続30本塁打しかできていない

 4年連続で30本塁打以上を記録した5人のうち、巨人の歴代本塁打数Top10にランクインしているのが王(歴代1位)、原(歴代4位)、松井(歴代5位)の3人。では、それ以外の7選手は、30本以上を何年連続で記録しているのだろうか? 最多連続回数を調べてみた。

歴代2位 長嶋茂雄…2年連続(1963~1964年、1968~1969年)
歴代3位 阿部慎之助…2年連続(2009~2010年)
歴代6位 高橋由伸…連続達成なし
歴代7位 坂本勇人…連続達成なし
歴代8位 柴田勲…連続達成なし
歴代9位 清原和博…連続達成なし
歴代10位 川上哲治…連続達成なし
※現役選手

 最多は長嶋、阿部が記録した2年連続で、それ以外は連続で達成したことはない。高橋や坂本は単年では30本以上を記録しているが、連続とはならなかった。また、生え抜きでないにもかかわらず、巨人歴代Top10に食い込んでいるのが清原。しかし、加入1年目の1997年に32本を放ったが、翌年は30本に届かなかった。

 巨人の選手で「4年連続30本塁打」を達成したのは5人。巨人の通算本塁打上位に入る選手でも、4年以上となると難しく、多くが連続達成なしに終わっている。30本以上を連続して記録するのはそれだけ難しいのだ。そう考えると、岡本は現時点で過去のレジェンドに比肩する選手だといえる。年齢もまだ25歳。今後、王が持つアンタッチャブルな記録にどこまで迫れるのか注目したい。

文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM

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