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抹茶きな粉と抹茶蜜のダブル抹茶で、抹茶の風味がすごい和菓子

おいしいマルシェ

友人が「頂き物なんだけど、美味しいからおすそ分けするね」と、和菓子を手渡してくれました。パッケージには味のある書体で、「閼伽井(あかい)」という商品名が書かれていました。

滋賀県大津市発祥の「叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」は、近江の歴史や文化、自然を映したお菓子を多く創作する和菓子店。「閼伽井」も「叶 匠壽庵」の銘菓の一つです。

「叶 匠壽庵」の大津長等本店近くには三井寺というお寺があって、天智・天武・持統天皇の御三帝の誕生の際に産湯に使われたと伝えられる閼伽井屋の水が、今もなお湧いているそう。神聖な響きをもつ「閼伽井」は、功徳の願いを三つのお餅に込めたお菓子です。

小豆でお餅を包んだ棹菓子「あも」は何度かいただいたことがありますが、「閼伽井」は初めて。

丈夫なつくりの袋を開けると、中にお餅の入った容器、その上に楊枝、抹茶きな粉、抹茶蜜が重ねられていました。三つ並んだお餅は、滋賀県産の羽二重餅粉からつくられた求肥で、滋賀県産の大豆をつかったきな粉をまぶしてあります。

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長方形の和皿を用意して三つのお餅を横に並べ、その上から抹茶きな粉をふりかけて、深い緑色の抹茶蜜をそおっと垂らしました。抹茶ときな粉を合わせた抹茶きな粉は落ち着いた色彩で、まさに抹茶色のパッケージと同じ色。

まるで大地に草が萌え岩が苔むし、新緑を映す川が流れているかのような景色が目に浮かびました。以前訪れた「叶 匠壽庵」本社と工場がある「寿長生の郷(すないのさと)」で見た自然の力強い景色が、そのまま表現されているようでした。

「閼伽井」のお餅に楊枝を入れると、儚くやわらかい感触が手に伝わりました。口に入れると弾むような歯ざわりで、すぐに舌に馴じんでじんわりと溶けていきました。抹茶の香り豊かな抹茶きな粉と、さらりとした口あたりの抹茶蜜が、ほろ苦さとほどよい甘さを添えていました。

それにしても「口の中で持続する抹茶の風味がすごいな……」と思ったら、「閼伽井」の抹茶きな粉に使われている抹茶は近江朝宮茶の抹茶でした。朝宮茶はその香りのよさが特長で、朝ドラの舞台にもなった信楽が産地です。日本最古のお茶と言われ、歴代天皇にも献上されたそうですよ。

「閼伽井」は、きちんとした場面で年代を問わず喜ばれるギフトになると思います。もちろん自分用にもおすすめで、パッケージは持ち歩いてもきな粉が漏れる心配もなく、楊枝も付いているので、小腹がすいたとき用にちょっとバッグに忍ばせておくというのもアリですね。

閼伽井(抹茶)/叶 匠壽庵

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