top_line

【 最新ニュースをアプリでサクサク読むなら! 】

メダル候補が多数! 東京パラリンピック新競技のバドミントン

パラサポWEB

東京2020 パラリンピックの新競技バドミントンは9月1日(水)から9月5日(日)まで、国立代々木競技場で行われる。男女の車いすの2クラスと、立位の4クラスに分かれ、シングルスとダブルス計14種目を実施。日本は過酷な東京パラリンピック出場レースを勝ち抜いた選手ら13人を大舞台に送り込む。

金メダル筆頭候補は車いすの里見!

「東京パラリンピックでは絶対に金メダルを獲ろうという気持ち。シングルスもダブルスも頑張りたい」

単複ともに東京パラリンピックを争う世界ランキング(以下、ランキング)1位をマークする里見紗李奈(WH1・車いす)は、頂点へ誰よりも熱い気持ちを寄せている。現在、23歳。パラバドミントンを始めてまだ約4年だが、2019年のパラバドミントン世界選手権シングルスで頂点に立ち、いまや世界中から追われる存在だ。

里見は「車いすでのけぞって打つプレーを見てほしい」とアピール

その里見が最大のライバルと公言しているのは、タイのスジラット・ポッカム。2018年に初めて出場した国際大会で当たって「ぼこぼこにされた」思い出のある選手は、落ち着いた雰囲気をまとう、里見のあこがれの人でもある。

このタイのエースに、里見は2019年、世界選手権の決勝で初めて勝った。長いラリーを避けたいスジラットに対し、里見が我慢強くクリアーを打ち込んだ結果だった。東京大会でも「いかに長いラリーに持っていけるか」が勝敗のカギを握ると里見は分析する。

広告の後にも続きます

「負けるときはいつもファイナルゲームなので、東京ではストレートでしっかり勝ちたい。最後の対戦では負けているので、その悔しさを忘れずにこれまで練習してきました」(里見)

WH1シングルスは、ランキング2位のバレシカ・クノブラウ(ドイツ)、同4位のイン・モンルー(中国)も里見の前に立ちはだかりそうだ。

里見&山崎はコンビネーションで勝ちに行く

里見は、山崎悠麻(WH2)と組むダブルスでも優勝を見据えて強化を進めてきた。2人が金への秘策として取り組んできたのがコンビネーションの構築だ。車いすのダブルスは、2人が横ならびになって前後に動く「サイド・バイ・サイド」の陣形が一般的だが、里見・山崎は、世界でもいち早く攻撃型の「トップ&バック」という縦並びの陣形に挑戦してきた。

山崎は、「動きの速い中国ペアに対し、立ち位置をうまく変えながらコートの穴をなくしていくのが私たちの戦い方なんです」と解説する。

シングルスでもメダルを狙える位置にいる山崎。バドミントン経験者であり、ショットの正確性も高い

どの試合でも、障がいがより重い里見が集中攻撃されることも予想され、山崎は「1本でも私が入れ替わって打つ場面を作りたい。そうすれば、里見選手の体力を温存でき、戦術の幅も広げられますから」とチャンスをうかがう。

中国のイン・モンルー&リュウ・ユートン組ほか、タイのテクニシャン、スジラット・ポッカム&アムノイ・ウェドヴィタ組も日本の優勝に待ったをかけてくるはずだ。

  • 1
  • 2

TOPICS

ランキング(スポーツ)

ジャンル