高校時代、陸上競技で怪我をし、母親が入院していた病院に自分も10日ほど入院することになった松嶋。
そんな中、松嶋の担当になった看護師の佐藤さんに「松嶋さんの娘さんだったなら、夜中の2時にトイレに行かないほうがいいよ」と忠告されたといいます。というのも松嶋の祖母はイタコで、母親も霊が視えるという霊能一家であることがすでに病院内で有名だったからです。
心配からくる忠告でしたが、これに妙な対抗心を持った松嶋は、入院最終日の夜中の2時に誰にも告げず、そのトイレに向かったそうです。
多少の恐怖心はあったものの、トイレの個室にしばらくこもっても、何も起きないことに安心した松嶋でしたが、帰ろうとするとなぜかドアが開きません。すると遠くからキィキィと車いすの音が聞こえてきて、松嶋の入る個室の前まで来ると、突然ドアに車いすごとぶつかってきたそうです。
ドンドンと何度もぶつかり、ドアもきしんでいくなか、今度はドアの下の隙間から手が入ってきて松嶋の足を掴もうと暴れます。パニックになった松嶋は大声で助けを呼ぶと、いきなりドアが開き松嶋の母が「何やってるの!?」と助けに現れました。
その後、母と一緒に病室に帰り眠れぬ一夜を過ごした松嶋は翌日、退院するため受付に行き、担当の佐藤さんに挨拶をしようとしますが、そこで驚愕の事実を知ります。この続きはぜひ動画でご確認ください。島田が「神回」と言ってしまうほどの恐ろしい結末が待っています。
【松嶋初音】過去に怪談大会で島田が負けた怖い話『島田秀平のお怪談巡り』(YouTube)
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※2021年8月2日時点での情報です。