今回のレシピのポイントは、お肉を玉ねぎと舞茸に漬け込んでおくことです。漬け込んでいる間に酵素の働きでお肉が柔らかくなり、さっと火を通すだけで美味しい牛丼が、あっという間にできます。
また、酒と砂糖にもお肉が柔らかくふっくらする効果があるので、一緒に漬け込みます。一方、しょうゆは、塩分がお肉の水分を外に出して固くなってしまうので、漬けこまずに、炒めてから最後に加えています。
そして、肉は火を通し過ぎると固くなるので、さっと炒めるだけ。玉ねぎはすりおろし、舞茸は刻んであるので、火の通りは早いです。
玉ねぎと舞茸は、苦手な子どもが多いがご心配なく。すりおろしたり、細かく刻んでいますし、お肉の旨味や甘めの味付けで、苦手な子でも美味しく食べられますよ。
今回、私が使用したのは、100g178円のオージービーフでしたが、とっても柔らかくなって、子どもも夫も「美味しい!」と喜んで食べてくれ、あっという間に丼が空っぽに。子育て中は、時短だけでなくて節約も大切ですよね。
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え!安いお肉なのに、こんなに柔らかい!とうれしくなるので、ぜひ試してみてください。
【働くママへのエール】子どもがパクパク食べてくれると、疲れもふっとぶ!
今回ご紹介した牛丼は、時短・節約はもちろんですが、子どもが喜んでパクパクとあっという間にたいらげてくれるのがうれしいレシピです。
疲れ切って帰ってきて、必死に夜ごはんの準備をしたのに、なぜか子どもがあまり食べてくれない。結局食べるのに時間がかかってしまい、早く寝かしつけたいのにー!とイライラ…というようなこと、ありますよね。このレシピは、そんな時の救世主です。明日は遅くなりそうだな…という時に、お肉を漬けこんでおいてください。
仕事から帰ったら、さっと炒め煮するだけで牛丼が完成。子どもが美味しそうにパクパクと平らげてくれるのがうれしくて、疲れもふっとびますよ。
(医師・日本キッズ食育マスタートレーナー 日本キッズ食育協会医学アドバイザー 河埜玲子 @reiko.kono)