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GS敗退でも「また出たい」。パリ五輪世代のU-24フランス代表MFが語った初めての五輪の価値【東京五輪】

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GS敗退でも「また出たい」。パリ五輪世代のU-24フランス代表MFが語った初めての五輪の価値【東京五輪】

 U-24フランス代表は28日、東京五輪のグループステージ第3節でU-24日本代表に0-4の大敗を喫した。この結果、フランスは1勝2敗のグループ3位となり、決勝トーナメント進出を逃して大会を終えることとなった。

 1996年のアトランタ五輪以来の本大会出場となったフランスだが、チーム編成の段階から多くの困難に直面した。EURO2020と同年開催のため、A代表の主力級は招集できず。国内リーグの強豪クラブも主力選手を東京五輪に派遣することを拒否した。

 フランスではFWキリアン・ムバッペやFWウスマン・デンベレ、MFエドゥアルド・カマヴィンガ、DFダヨ・ウパメカノなども東京五輪世代に該当していたが、もちろん招集は叶わず。シルヴァン・リポリ監督率いるU-24フランス代表はオーバーエイジまで年齢層や経験値がバラバラ、バックアップメンバー2人は有事の際のみ合流という条件で、ほとんど準備の時間もとれないぶっつけ本番状態で東京に乗り込むこととなってしまった。

 だが、若い選手たちにとって東京五輪での経験は決して無駄ではなかっただろう。2024年のパリ五輪世代にあたるMFアレクシス・ベカ・ベカに話を聞くと、初めての五輪での経験が彼にとっていかに大きなものだったかがわかった。

「僕たちにとって厳しい結果になってしまった。日本代表のプレーは素晴らしかった。日本の選手たちは全員いい連係がとれていて、いいプレーをしていたと思う」

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 ベカ・ベカは今大会初先発を飾った日本戦を振り返り、「この試合での日本代表はフランス代表より優れたチームだったと思う」と敗戦を潔く認めた。チーム内に2人しかいないフランス2部クラブからの招集だったが、グループステージ3試合全てに起用され、初戦と第2戦は途中出場。後半からピッチに立つと特徴的な髪型がよく目立ち、インサイドハーフの位置から的確なパスさばきと果敢な仕掛けで攻撃にアクセントを加える姿が印象的だった。

 中でも彼の記憶に深く刻まれているのは第2戦のU-24南アフリカ戦だという。フランスが3度追いつき、後半アディショナルタイムに劇的なゴールで初勝利を手にした試合で「僕たちチームが見せた意志の強さは素晴らしかった」とベカ・ベカは振り返る。

「難しい試合だった。とても若いチームで、初戦に負けてもいたしね。だからこそ南アフリカ戦の勝利の思い出はずっと記憶に刻んでおきたい」

 チームとしての結果は決して満足のいくものではなかった。だが、3年後に自国で戦えるパリ五輪に向けて若手選手たちが積んだ経験は何物にも代えがたい価値を持つだろう。フランス2部カーンのアカデミーからプロになったベカ・ベカはこれまでU-17、U-18、U-19と各世代別代表に招集された経験を持つが、どのチームでも主力ではなく、東京五輪は代表選手として初めての国際大会出場だった。

「僕にとって素晴らしい経験になった。僕はこれまでフランス代表として大きな国際大会に出たことがなかったんだ。五輪のような大きな大会で合宿の初日から体験でき、みんなと一緒に準備をして、新型コロナウイルス対策もできていたし、僕にとっては本当に大きな経験になった」

 2001年生まれのベカ・ベカは東京五輪での貴重な経験を糧にさらなる成長を誓い、パリ五輪出場を見据えている。

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