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警視庁元最高幹部が警告「サイバーテロが選手村、大病院を襲う」(1)ロシアが偵察活動

アサ芸Biz

 これが、にわかに現実味を帯びてきている。

 5月下旬、東京五輪のサイバーセキュリティ対策を推進する内閣サイバーセキュリティセンター不正アクセスを受け、東京五輪開催中のサイバー攻撃に備えて実施した情報共有訓練の参加者の所属先や役職、名前などが外部に流出したことが判明したのである。

「こんなのは、序の口だ」

 政府関係者はそう口にしたが、事実、これまでも五輪は何度となく、由々しきサイバーテロの標的となってきた。

 そもそも東京五輪についても、開催延期が決定された昨年3月以前に、ロシアの軍の情報機関であるGRU(参謀本部情報総局)が、サイバー攻撃のための準備として偵察活動を行っていたことが、英政府の発表で明らかになっている。

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 また、ロシアは18年の平昌冬季五輪でも、開会式当日にサイバー攻撃を決行。「オリンピック・デストロイヤー」と呼ばれるマルウエア(有害なソフト)をばらまき、チケット印刷を含む運営システムを阻害した。米司法省によると、攻撃に関与したのはGRU74455部隊。司法省高官は「ロシアほど悪意を持ち無責任にサイバー能力を武器化した国はない」と厳しく指弾した。

(ジャーナリスト・時任兼作)

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