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5分でわかるキツネの生態!種類ごとの特徴や性格、エキノコックス症を解説!

ホンシェルジュ

チベットスナギツネ
インドや中国、ネパールに生息する種類です。体長は50~65cm、体重は3~4.5kgと小型犬ほどの大きさですが、頭部の横幅が大きく目が細いという特徴があります。

標高2500~3500mの乾燥した地域で暮らすので、四角く見える頭部は保温効果を高めるため、また細い目は砂ぼこりから眼球を守るためだといわれています。

ハイイロギツネ
北アメリカから南アメリカ北部に生息している種類です。足が短く、ややずんぐりとした体つきをしています。

畑や藪、森林のほか都市部周辺でも姿を見ることができ、冬は野ウサギなどのげっ歯類、夏は昆虫や鳥類、動物の死体などを食べて生活しています。イヌ科の仲間としては珍しく木登りができるため、果実を採ることもあるそうです。

コヨーテなどの天敵がいない地域では比較的簡単に見つけることができ、アメリカやカナダでは穀物を守る益獣として保護対象になっています。

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キツネの性格がかわいすぎる!

日本でも古くから民話や童話に登場するキツネ。身近な存在の一方で、人を騙すなどずる賢い印象を抱いている方も多いのではないでしょうか。これは、彼らの知能の高さに由来すると考えられています。

その一方で、温和で従順な性格をしている個体も多くいます。そこに目をつけたロシアの生物学者が、友好的な性格をした個体を交配することで飼育可能なキツネを誕生させることができるのではないかと仮説を立てました。

研究の結果、人になつきやすく、尻尾を振ったり顔を舐めたりと犬のような行動をとる個体が生まれたそうです。なかには耳が垂れたり尾が丸まっていたりと、外見も犬に似た個体がいたのだとか。

2018年には、家畜化可能な性格をしているキツネは、ストレスに反応する視床下部や脳下垂体などのシステムの動きが鈍いことが判明しました。友好的な性格をした個体と攻撃的な性格をした個体には、遺伝子情報にも違いが確認でき、この差異を研究することでアルツハイマーなどの疾患に役立つ可能性があると期待されています。

 

キツネとエキノコックス症について

キツネと触れ合う際に懸念されているのが「エキノコックス症」です。これは、寄生虫の一種であるエキノコックス条虫によって人体に引き起こされる感染症で、もしも卵が体内に入ると、腸で孵化した後に幼虫が肝臓や肺などに寄生して嚢胞を作り、機能障害を誘発するものです。

寄生から10年経っても無症状なこともあり、自覚症状が出た時にはすでに重篤な状態になっているケースもみられます。

エキノコックス条虫はキツネと野ネズミを宿主としています。寄生されている野ネズミを食べることでキツネにうつり、腸内で繁殖するのです。その後キツネの糞に混入した卵を野ネズミが食べ、体内で孵化というように繁殖し続けます。野生のキツネの多くは宿主になっていると考えてよいでしょう。

人間へは、卵を経口摂取することで感染します。エキノコックス条虫の宿主となっているキツネの糞に接触したり、糞の近くにあった山菜やキノコなどを多量に摂取することで感染してしまうほか、飼い犬が感染源となることもあるようです。

国内でも、キタキツネが多く生息する北海道内を中心に毎年数名の感染者が発見されています。

 

大自然で生きる姿をとらえた写真集

follow me ふゆのきつね
著者井上 浩輝 出版日2017-11-16

写真コンテスト「National Geographic Travel Photographer of the Year」のネイチャー部門で1位を受賞した、井上浩輝のファースト写真集です。北海道の大自然で暮らすキタキツネの姿が収められています。

リラックスをした顔や、作者を不思議そうに眺めている顔、獲物を探している真剣な顔などさまざまな表情を見せてくれる彼ら。たった1匹で生活をしているのが不思議なほどあどけなさを感じさせるものもあります。

作者によるとキタキツネは、人間の生活圏の辺縁、あるいは自然との境界線上に暮らしているとのこと。1年をとおして、彼らがどのように暮らしているのかを覗き見ることができるでしょう。

生態を詳しく紹介するキャプションはついていませんが、美しい写真が文章以上にキツネの魅力を伝えてくれる作品です。

 

キツネが主人公のやさしく切ない物語

きつねのおきゃくさま (創作えほん)
著者あまん きみこ 出版日1984-08-20

人気児童文学作家、あまんきみこの作品です。キツネのもとに痩せたひよこがやってきたので、太らせてから食べようと企むところから物語がはじまります。

本作に登場するキツネは、多くの他の物語同様にずる賢く、人を騙すのが得意な性格です。しかし、餌にしようとしていた小動物たちと関わり、感謝されることで、徐々に変わっていきます。キツネの心の変遷を追ってきたらからこそ、悲しいラストが印象的です。

小学校の国語の教科書にも掲載されており、日本語独特のリズムや美しさも感じることができる作品です。

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更新日:2021年7月11日

提供元:ホンシェルジュ

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