
「第7世代はみんな、私の劇場から巣立っていった」と熱く語る
いまや売れっ子の芸人たちも、芸歴の最初は小さな舞台。事務所ライブやインディーズライブですべり、切磋琢磨して這い上がってくる。劇場でもがく芸人たちを、20年以上見つめ続けてきたのがK-PRO代表の児島気奈さん 。“関東お笑い界のゴッドマザー” とも呼ばれる彼女の「お笑い愛」は筋金入りだ。
高校時代に雑誌の文通企画で知り合った友人から「中野のお笑いライブのお手伝い」に誘われ、東京のインディーズお笑いにどっぷりハマる。
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「1999年ごろですね。みんな貧乏なのに楽しそうにお笑いをやっていて、カッコよかった。高校に通いながらライブの手伝いをして、大学に入ってからもライブの裏方ばかり」
大学は2年で中退。芸人の気持ちが知りたくて、舞台にも上がったという。2004年からは、K-PRO名義で主催ライブをおこなうようになる。