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ソフトバンク・東浜 巨 2017年最多勝右腕の復帰は反撃の合図/ラストスパートに懸ける

週刊ベースボールONLINE


再スタートを切った東浜。右腕の復帰はチームに勢いをもたらしている

 ラストスパートに欠かせないピースが帰ってきた。8月14日の楽天戦(ヤフオクドーム)。6回無失点の東浜巨が119日ぶりの白星を挙げた。右肩関節機能不全から昨季の最多勝右腕が復帰星。「(今季)初めてのお立ち台が8月という悔しさがありつつ、今年中に帰ってこられたんだなと実感しています」。感慨深げに本拠地のお立ち台に上がった。

 さらなる飛躍を誓った今季は、開幕から苦しいものとなった。手痛い場面での被弾が目立ち、黒星が先行。同時に体も悲鳴を上げていた。右ヒザの痛みから下半身で粘れず、直球の球威を欠く。上半身に力が入り、右肩に負担がかかった。5月25日の楽天戦(ヤフオクドーム)で5敗目を喫すると、リハビリ生活に入った。

 その間、先発陣の台所事情は火の車となった。責任感の強い東浜は早期の復帰を目指しながらも、なかなか状態が上がらず、長期離脱を余儀なくされた。復調の兆しが見えてきた7月、球宴休みを利用して故郷の沖縄に帰省。実家近くのパワースポットに足を運び、「今投げている投手に勝ちがつきますように」と手を合わせた。負担をかけているチームメートへの思い、飾らぬ言葉だった。

「復帰という言葉は申し訳ない。ここから再スタートだと思っている」。復帰戦となった8月7日のロッテ戦(ZOZOマリン)では左足首に打球が直撃するアクシデントもあったが、2戦目で白星を飾った。上位との重要な意味を持つ6連戦の初戦、21日の日本ハム戦(静岡)も、右手親指の皮がめくれるまで必死に腕を振って3勝目をつかんだ。失った時間は戻ってこない。限られた残りシーズンで意地を見せる。

写真=湯浅芳昭

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