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もう涙はない! 原辰徳サヨナラ打で巨人優勝へ前進(1990年8月17日)

週刊ベースボールONLINE


90年は四番に座り、通算打率.303をマークした

 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は8月17日だ。

 1990年8月17日、巨人─阪神戦(東京ドーム)の試合後に行われたヒーローインタビュー。お立ち台で声援にこたえる巨人・原辰徳の目に涙はなかった。

 慣れない外野、就任したばかりの藤田元司監督の期待に応えたいと思いながらも応えられず、打率も低迷……。前年の今ごろは、お立ち台で大粒の涙を流したこともあったが、この年は違う。

 開幕戦でいきなりわき腹痛で離脱となったが、5月6日の復帰後は順調に打ちまくり、四番にどかりと座って打率も3割台をキープしていた。

 3対3で迎えた9回裏二死一、二塁。サヨナラのチャンスで打席に立った原は、フルカウントから仲田幸司の外角カーブを右中間に鋭いライナーで運んだ。
「右に打とうとは考えてなかったけどね。ただ、呼び込んで打とうという気持ちだった。ガッと前に踏み込んでいかなければ悔いが残りますからね」

 さらに、
「今のウチは勝つことが一番ですからね。貯金30が第一目標だったけど、これからはマジックがゼロになるまでやってやろうという感じだね」
 と胸を張った。
 チームはこの時点でこの年2度目の7連勝。優勝へのマジックは21となった。

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