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薬物依存症を克服した女性、同じ悩みを抱える人たちに希望を与えるため自身のビフォア・アフターをシェア

カラパイア

薬物依存症から立ち直った女性のビフォア・アフター

 子供の頃から薬物を常用してきた女性が、複数の逮捕と服役を経て、現在見事に薬物を克服して立ち直った。

 女性は、自身のFacebookに完全な中毒者だった時の写真と今の姿をシェア。そのビフォア・アフターは驚くほどの変化で、世界中のユーザーらから大きな反響を呼んだ。

 「自分に起こった奇跡的変化は誰にでも可能。希望を捨てずに前に進んで」と、女性は薬物克服と闘う全ての人々にエールを送っている。『Up Worthy』などが伝えた。

6歳から薬物に溺れた女性


 バージニア・バートンさん(48歳)は、幼い頃から両親に虐待され、育児放棄されるという劣悪な環境で育ってきた。

 父親が刑務所に服役中、当時6歳だったバートンさんは、母親に勧められて強制的に初めて大麻を吸わされた。

 それ以来、バートンさんの人生が転落していくのは早かった。15歳になる頃にはあらゆる薬物を常習し、完全な中毒者になっていた。その時には、止めたくてもどうすることもできない状態になっていた。

 薬物使用で逮捕された3回のうちの2回は、母親も一緒に逮捕された。

 しかし、3回目に逮捕された時、バートンさんはついに薬を止める道を見つけた。

 当時の心境を、バートンさんはこのように語っている。

もし、逮捕されていなければ、今の私はいなかったことでしょう。

警察は、私の人生を変える機会を与えてくれました。自分1人では薬物の克服は無理でした。あのまま続けていれば、公園のベンチで腕に針を刺したまま死ぬか、銃で頭を撃ち抜いて死ぬか、どちらかだったと思います。

でも、自分の人生は変わりました。約30年間薬物を常用していた私ですが、生まれ変わることができたのです。あの時は、想像もできなかったことです。

薬漬けの当時と現在の姿のビフォア・アフターをFacebookでシェア


 バートンさんは、自身のFacebookで、克服できた喜びを綴ると共に、1枚の写真をシェアした。



 左の写真は、バートンさんが2005年にヘロインとコカイン漬けだった時のもの。右の写真は、最近ワシントン州で政治学の学位を取得して卒業した時のものだ。

 去年、バートンさんは名誉あるトルーマン奨学金を授与され、現在はシアトルのエバンズ公共政策大学院で修士号を取得するために猛勉強中だ。

 また2011年以降、元囚人を支援するための更生教育プログラムでボランティアメンバーとして働き、趣味の山登りも楽しんでいるという。



薬物克服と闘う全ての人々に希望を与えたい


 バートンさんは、最後に逮捕された時から8年と5か月以上も、薬物には一切手を出していない。

 今は、人生の目標を定め、それに向かって着実に歩む日々を送っている。



年齢的に、既に人生の折り返し地点に到達している私が、学校に戻って勉強をするという決断を下すのは、自分への大きな挑戦でもありました。

でも、山に挑む時と同じように、直面する全ての課題に取り組もうと決心したのです。

前進を止める言い訳など必要ありません。頂上に行きたければ、登山のように上り続けるしかないのです。

 バートンさんは、勉学に励みながら、自分に起こった奇跡的変化が全ての人に可能だと伝えられることを望んでおり、現在薬物克服と闘う全ての人たちに、このようにエールを送っている。

人生は短いです。明日、何が起こるかわかりません。だから今日から始められることを考えてみてください。

どんな悲惨な状況からでも、人生を好転させることは可能です。あなたの人生、中毒で死ぬ必要はありません。使い捨てるにはもったいない。薬を止めて、生きるための新しい道を見つけましょう。

あなたを、助けようとしてくれる人たちは、あなたの周りにきっとたくさんいます。希望を捨てないで。

 バートンさんの夢は、弁護士になって地域の刑務所プログラムを再編し、他人を救うことができる人間になることだ。

 長期的な目標ではあるが、今まさにその大きな夢に向かってバートンさんは人生の山を登り続けている。

 こちらは、薬物克服への道のりと今後の目標を語っているバートンさんの動画だ。


Recovery Talk with Ginny Burton

Top image credit:V Ginny Burton/Facebook / written by Scarlet / edited by parumo

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